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病院支援で州兵動員、家庭用検査キット提供も-米北東部のコロナ対応

  • フィデリティはニューイングランドでオフィス回帰のプログラム停止
  • 感謝祭以降に入院者急増、ワクチン接種進んだ地域でも

ニューヨーク州は屋内の全ての公共の場でのマスク着用を義務付ける。マサチューセッツ州は最貧困層の州民が住む地域に新型コロナウイルス検査キットを無料で送付する。メーン州は病院支援に州兵を動員する。

  感染率の急上昇で病院の緊急治療室が患者であふれる中で、米北東部の当局者は、冬季のコロナ感染急増を抑えるためあらゆる手段を用いようとしている。

世界の指導者はオミクロン株の理解を深めようと取り組んでいる
Markets: European Open.”

  米厚生省によると、全米でコロナ感染症による入院件数は12月9日終了週に14.4%増加。ニューイングランド地域ではこの2倍余りの率である33.5%増だった。

Northeast Hospital Admissions
 
Source: Unified Hospital Dataset, White House Covid-19 Team, Data Strategy and Execution Workgroup

  感染者の急増は、ワクチン接種が最も進んだ地域の一部で見られている。マサチューセッツ州では人口の88%が少なくとも1回の接種を受けた。ベーカー知事は13日、最も貧しいコミュニティーに200万回分余りの迅速抗原検査キットを送ると発表した。

  ニューヨーク州の屋内でのマスク着用義務化は13日から実施される。入る際にワクチン接種証明を義務付けていないレストランや店舗、宗教施設、オフィスビルなどが含まれる。既に厳しい制限措置を設け、州内で感染率が最も低いニューヨーク市以外の地域を念頭に置いた命令だ。13日現在、同市のコロナ検査陽性率が2.8%だったのに対し、州西部は9.4%。

  感謝祭の日の11月25日以来、ニューヨーク州の感染件数の7日平均は43%増加、入院件数は29%増えた。感謝祭の週末から州のワクチン接種率は2ポイント上昇し、完全な接種を終えた人の割合は引き続き増えているものの、ウイルス拡散を抑制するのに十分なペースではないと、ホークル知事は指摘した。

U.S. Hospital Admissions
 
Source: Unified Hospital Dataset, White House Covid-19 Team, Data Strategy and Execution Workgroup

  ニューヨーク市は今月27日から民間セクターの労働者のワクチン接種を義務化する。

  米国では依然としてデルタ変異株が主流だが、当局はオミクロン株の感染がさらに増えることに備えている。

  金融サービス大手フィデリティ・インベストメンツは13日、ニューイングランドで自主的なオフィス回帰の試験的プログラムを停止した。コロナリスクの高まりが理由で、マサチューセッツとロードアイランド、ニューハンプシャーの各州のオフィスが対象。

原題:Northeast States Deploy Soldiers and Home Tests in Covid Battle(抜粋)

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