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きょうの国内市況(12月13日):株式、債券、為替市場

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●日本株3日ぶり反発、米CPI想定内でインフレ警戒和らぐ-電機買い

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  東京株式相場は3営業日ぶりに反発。米消費者物価指数(CPI)が市場の想定内で、インフレ加速への警戒が和いだ。米国のハイテク株上昇を受けて半導体関連などの電機株や、情報・通信株が買われた。保険や海運株も高く、信越化学工業とダイキン工業がTOPIX上昇寄与度1、2位だった。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、投資家の様子見から上値は重く、東証1部売買代金は概算で約2兆2200億円にとどまった。 

  • TOPIXの終値は前営業日比2.65ポイント(0.1%)高の1978.13
  • 日経平均株価は202円72銭(0.7%)高の2万8640円49銭

ニッセイ基礎研究所の井出真吾金融研究部・上席研究員・チーフ株式ストラテジスト

  • 米CPIでショックが起きず想定の範囲内だったため米国株が上昇した。それを受けて日本株も上昇して始まったが上値は重かった
  • FOMCを控える中、午後に米国株先物が下げてきていることや、日本株の先高観が乏しく日経平均が2万9000円に近づくと、戻り売りや利益確定の売りが出てくるため上値が重くなった

東証33業種

上昇率上位海運、保険、その他金融、ゴム製品、機械、電機、化学、食料品
下落率上位輸送用機器、不動産、サービス、繊維製品

●債券は上昇、米長期金利低下で買い優勢-FOMC控え警戒感も

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   債券相場は上昇。前週末の米国市場で長期金利が低下したことを受けて買いが優勢だった。日銀の企業短期経済観測調査(短観)には反応薄で、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて警戒感も強く、長期金利の一段の低下には材料不足との声も聞かれた。

  • 新発10年債利回りは前週末比0.5ベーシスポイント(bp)低い0.045%
  • 新発20年債利回りは0.5bp低い0.45%、新発30年債利回りは1bp低い0.66%
  • 長期国債先物3月物の終値は7銭高の151円97銭。前週末の米長期金利低下の流れを引き継ぎ買いが先行し、151円99銭まで上昇。その後は米長期金利が時間外取引で上昇したこともあり上げ幅を縮小する場面あったが、午後は再び買いが優勢になった

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の六車治美シニアマーケットエコノミスト

  • 16日未明のFOMCの決定を控えて身動きが取りにくく、10年債利回りがここからさらに低下するには材料不足
  • 短観で大企業の資金繰り判断DIが横ばいにとどまったため、日銀が今週の決定会合で社債・CPの買い入れ縮小を決定するのは難しくなった
  • 日銀は即日の国債買い現先オペを行ったが、短期金利上昇に対応したもので利下げを示唆したわけではないため、債券市場への影響は限定的だった

●ドル・円は113円半ば、株高や米金利上昇が支えもFOMC控え動けず

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   東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=113円台半ばで推移した。先週末発表の米消費者物価指数(CPI)が予想と一致し、過度な米金融引き締め加速への警戒感が和らぐ中、堅調な株価を背景に円売りが先行。米金利の上昇も支えとなったが、あすから始まる米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に積極的に動きづらく、小幅な値動きにとどまった。

 
  • ドル・円は午後3時9分現在、前週末比0.1%高の113円50銭。早朝に付けた113円23銭から113円57銭まで強含んだ後、伸び悩む
  • 円は主要10通貨に対して強弱まちまち。日本銀行発表の企業短期経済観測調査(短観)は材料にならず
  • ブルームバーグ・ドルスポット指数は0.1%高

SBIリクイディティ・マーケット取締役の鈴木亮氏

  • 株も上がっているし、米金利も底堅い推移を続けているので、ドル・円はナチュラルに買い戻された感じだが大きな動きではない。今週は主要な中銀の政策発表があるので、きょうはイベント待ちの感が強い
  • 注目はやはりFOMCで、テーパリング(債券購入の段階的縮小)が2倍になるのはほぼ織り込んでいる中、来年の利上げが何回になるかに注目が移っていくだろう
  • ドル・円はオミクロン株の話もあって115円台から下げた後、戻しが鈍い。予想通りテーパリング加速になれば、もう少し買い戻されてもいいと思っている
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