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Photographer: Qilai Shen/Bloomberg
Cojp

元リーマンのトレーダー設立ファンド、初の年成績マイナスへ-中国で

  • ベンジャミン・フックス氏のBFAMパートナーズのヘッジファンド
  • 1-11月はマイナス10%より悪い、中国不動産関連の社債急落が影響

リーマン・ブラザーズ・ホールディングスで自己勘定取引トレーダーを務めたベンジャミン・フックス氏が設立したBFAMパートナーズのヘッジファンドが、約9年の歴史の中で初の年間成績マイナスに向かっている。中国の不動産関連の社債急落の影響を受けた。

  事情に詳しい関係者によると、運用資産40億ドル(約4540億円)超のBFAMアジアン・オポチュニティーズ・ファンドは今年1-11月の成績がマイナス10%より悪かった。非公開情報だとして匿名で語った関係者によると、10月は7.5%前後、11月は約3.3%のそれぞれマイナスだった。

  関係者3人は中国不動産関連の社債の売り圧力が同ファンドに影響したと述べた。BFAMの投資家向け広報(IR)責任者、カタリナ・ロイズ氏はコメントを控えた。

  中国の不動産開発会社、中国恒大集団と同業の佳兆業集団は先週、ドル建て債で一部債務不履行となるなど、数カ月にわたって市場を混乱させてきた。ブルームバーグの指数によると、金融市場に影響が波及するとの不安で中国ジャンク債の利回りは11月9日、過去最高を更新し、5年平均の3倍の水準に達した。

中国恒大に初のデフォルト認定、フィッチが「一部債務不履行」に

Yields on Chinese high-yield offshore dollar bonds have soared
 
 

  香港を本拠とするBFAMは8月には49億ドルを運用していたことが、ファンド資料で示されている。中核的なトレーディング戦略は社債と株式、ボラティリティ-を対象にしている。

原題:

BFAM’s $4 Billion Hedge Fund Heads for Annual Loss on China Bets(抜粋)

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