コンテンツにスキップする

中国ジャンク債に売り広がる-不動産開発の世茂、社債価格が急落

更新日時
  • 世茂のドル建て債が額面1ドルに対し最大10セント下落
  • 世茂の人民元建て債3本は急落後に売買停止

香港に上場している不動産開発会社、世茂集団の社債価格が13日の取引で突然急落し、中国不動産各社の健全性に対する懸念が再び強まる中で、広範な中国社債売りにつながっている。

  クレジットトレーダーによると、世茂のドル建て債が額面1ドルに対し最大10セント下落すると、中国の投資不適格(ジャンク)級債は2セント値下がりした。

  世茂の人民元建て債3本は急落後、売買停止となった。香港株式市場では同社株はほぼ14%安。世茂は成約販売で中国で13番目に大きな不動産開発会社。

Shimao's dollar bonds resume declines on concerns over financial health
 
 

  世茂は社債の売りを招いた市場のうわさについて調べているとブルームバーグ・ニュースに電子メールで回答した。

  弱気な地合いに加え、中国共産党指導部は10日まで3日間にわたり開いた中央経済工作会議の最後に「住宅は住むためにあり、投機のためにあるのではない」との認識をあらためて示した。

中国、財政刺激策を近く強化へ-政策前倒しで来年後半息切れも 

  華興証券香港のマクロ&戦略調査責任者、龐溟氏は不動産政策の全面的緩和への「行き過ぎた楽観」がはっきりしたと指摘。「中国が不動産政策を全面的に緩和するとは思わない」と述べた。

原題:Chinese Developers Slump as Shimao Bond Plunge Spooks Investors(抜粋)

(市場関係者のコメントなどを追加して更新します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE