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Photographer: Kevin Frayer/Getty Images AsiaPac
Cojp

韓国、北京五輪の外交ボイコット「検討していない」-米国と一線画す

  • 文在寅大統領がモリソン豪首相との共同会見で発言
  • 北朝鮮の非核化や朝鮮半島の平和と安定には中国の協力が必要

韓国の文在寅大統領は13日、来年2月から開催される北京冬季五輪の外交ボイコットは「検討していない」と述べ、同盟国である米国の動きと一線を画す姿勢を示した。朝鮮半島の非核化に向けて中国の支援が必要だと指摘した。

  オーストラリア訪問中の文大統領はモリソン豪首相との会談後のキャンベラでの共同記者会見で、韓国は外交ボイコットについて「米国を含むどの国からも参加の勧誘を受けていない」と説明した。

  バイデン米政権は先週、北京五輪に政府使節団を派遣しない「外交的ボイコット」を行うと発表。人道に対する罪など人権侵害に関する懸念を理由に挙げた。一方、中国はボイコットする国々に対し、「間違った動きに対する代償を払うことになるだろう」と警告している。

  豪州やカナダ、英国などは米国の動きに追随。2024年にパリで夏季五輪を開催するフランスのマクロン大統領は先週、BBCに対しそうした動きは象徴的なものにとどまるだろうと指摘し、フランスとしては参加する計画はないと話していた。

  文大統領は「わが国の中国との関係には葛藤する問題もあれば競合する問題もあるのは明らかだ」としながらも、北朝鮮の非核化や「朝鮮半島の平和と安定」のためには中国の「建設的な努力」が必要だと語った。

原題:South Korea Breaks With U.S. on Boycott of Beijing Olympics(抜粋)

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