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英中銀、2月に利上げ先送り公算-インフレ不安よりオミクロン株警戒

  • 11月と同様7対2で据え置きが支持されるとみるエコノミストが最多
  • 市場が織り込む利上げ確率は一時100%近かったが今は40%を下回る

イングランド銀行(英中央銀行)は、インフレ不安より新型コロナウイルスのオミクロン変異株を警戒する対応を選択し、コロナのパンデミック(世界的大流行)発生後初めての利上げを2022年2月3日の金融政策委員会(MPC)まで先送りする見込みだ。ブルームバーグが調査したエコノミストらが予想した。

  オミクロン株の広がりを受け、英政府は在宅勤務を基本に行動制限を再び強化。コロナの5段階警戒レベルを「4」に引き上げ、18歳以上のブースター(追加免疫)接種も年内に前倒しすると12日発表した。

英国はオミクロン感染の「高波」に直面、追加接種を-ジョンソン首相

  ブルームバーグの調査によれば、こうした状況を考慮し、英中銀は今週開くMPC(政策決定発表は16日)で、過去最低0.1%の政策金利据え置きを決めるとエコノミストの大多数が予測した。先月の調査結果は利上げ見通しを示唆していた。

  市場価格が織り込む今週の利上げ確率は先月のある時点で100%近かったが、現在は40%を下回り、エコノミストの予想は市場の動きに沿ったものといえる。

  11月のMPCと同じく9人の委員のうち7対2で据え置きが支持されるとの見方が最も多いが、9対ゼロ、8対1、6対3とみる向きもある。利上げを見込むエコノミストは6対3での決定を見込む。

  MPCメンバーで最もタカ派とされるソーンダース委員も、行動を起こす前にオミクロン株の影響に関するより確実なデータを待つ根拠があると述べていた。

Pulling Back

Traders now put the probability of a December hike at less than 40%

Source: Bloomberg

Note: Sterling overnight indexed swap rates

原題:Omicron Seen Trumping Inflation for Bank of England This Week(抜粋)

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