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日本株3日ぶり反発、米CPI想定内でインフレ警戒和らぐ-電機買い

更新日時

東京株式相場は3営業日ぶりに反発。米消費者物価指数(CPI)が市場の想定内で、インフレ加速への警戒が和いだ。米国のハイテク株上昇を受けて半導体関連などの電機株や、情報・通信株が買われた。保険や海運株も高く、信越化学工業とダイキン工業がTOPIX上昇寄与度1、2位だった。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、投資家の様子見から上値は重く、東証1部売買代金は概算で約2兆2200億円にとどまった。

  • TOPIXの終値は前営業日比2.65ポイント(0.1%)高の1978.13
  • 日経平均株価は202円72銭(0.7%)高の2万8640円49銭
TOPIXの推移
 
 

市場関係者の見方

ニッセイ基礎研究所の井出真吾金融研究部・上席研究員・チーフ株式ストラテジスト

  • 米CPIでショックが起きず想定の範囲内だったため米国株が上昇した。それを受けて日本株も上昇して始まったが上値は重かった
  • FOMCを控える中、午後に米国株先物が下げてきていることや、日本株の先高観が乏しく日経平均が2万9000円に近づくと、戻り売りや利益確定の売りが出てくるため上値が重くなった

東証33業種

上昇率上位海運、保険、その他金融、ゴム製品、機械、電機、化学、食料品
下落率上位輸送用機器、不動産、サービス、繊維製品

背景

  • 米国市況】S&P500最高値、CPI受けて不安が和らぐ-ドル下落
  • 米消費者物価指数、前年比6.8%上昇-約40年ぶりの高い伸び率
  • ドル・円相場は1ドル=113円台半ばで推移、前営業日の日本株終値時点は113円46銭
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