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G7、ロシアはウクライナ巡り「多大な結果」に直面と警告-声明

更新日時
  • ロシアによる軍備増強とウクライナへの攻撃的な発言を非難で一致
  • G7声明はロシアが直面し得る結果について詳述せず

主要7カ国(G7)の外相は12日、ロシアにウクライナ国境周辺での活動を縮小するよう求め、さもなければ「多大な結果」に直面すると警告した。

  G7外相は英リバプールで開催された会合後の共同声明で、「ロシアの軍備増強およびウクライナに対する攻撃的な発言を非難することで一致した」と表明。「緊張の段階的緩和や外交手段の模索、軍事活動の透明性に関する国際公約の順守をロシアに求める」とした。今回の会合はトラス英外相が主催した。

  バイデン米大統領は外交圧力の強化を目指しているが、ロシア政府を金融、経済、軍事の面から締め付ける選択肢はそれぞれ課題に直面している。G7声明はロシアが直面し得る結果については詳述しなかった。

  事情に詳しい複数の関係者の先週の話では、米国と欧州の同盟国は、ロシアの大手銀行と同国の外国為替市場へのアクセスを標的とした制裁を検討中。ただ、国際銀行間通信協会(SWIFT)の決済システムへのロシアのアクセスを禁止すれば一般市民に打撃を与えることから、当局者はルーブルの欧米諸国通貨への交換能力に照準を定める方向に傾いているという。

  ドイツの新政権は海底ガスパイプライン「ノルドストリーム2」の今後と、ロシアの対ウクライナ政策を関連付けることを求める圧力を受けている。メルケル政権下で連立与党だった社会民主党(SPD)はドイツ北部とロシアを海底でつなぐノルドストリーム2を支持したが、緑の党を含む新政権を率いるショルツ首相はまだ立場を明らかにしていない。

  ロシアがウクライナ国境付近で軍備を増強する中、米国はロシアのプーチン大統領が侵攻を計画しており、来年早期に実行される可能性があると数週間にわたって警告していた。プーチン氏は侵攻する意図はないと否定している。

  プーチン氏とバイデン氏は先週、オンライン形式で2時間にわたり会談した。ロシア1テレビが12日に伝えた映像によれば、プーチン氏は対面での会談を行う用意があると述べたという。これについてブリンケン米国務長官は同日のNBCの番組で、現時点でその可能性は「かなり低い」と語った。

  ドイツのベアボック外相はARDテレビで、欧州の境界を力ずくで変えることは「政治的・経済的に極めて大きな結果」を招くとの見解でG7各国は一致したと述べた。

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原題:

G-7 Warns Russia of ‘Massive Consequences’ Over Ukraine (2)

 (抜粋)

(3段落以降を追加して更新します)
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