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夏場にビール不足、サプライチェーン問題で豪州消費者に悪夢

  • キリン傘下ライオンとアサヒ傘下カールトンは生産減の見通し
  • 豪州は新型コロナ対策のロックダウン措置が解除されたばかり
A glass of James Squire Hop Thief American pale ale is poured from a beer tap at The Malt Shovel Brewery, operated by Lion Pty Ltd., in Sydney, Australia, on Thursday, April 19, 2018.

A glass of James Squire Hop Thief American pale ale is poured from a beer tap at The Malt Shovel Brewery, operated by Lion Pty Ltd., in Sydney, Australia, on Thursday, April 19, 2018.

Photographer: Brendon Thorne/Bloomberg

ホリデーシーズンを迎えている夏のオーストラリアで、クリスマスを前に悪夢が展開しつつある。ビール不足だ。

  オーストラリア人はビール好きで知られるが、同国の2大ビールメーカー、キリンホールディングス傘下のライオンとアサヒグループホールディングス傘下カールトン・アンド・ユナイテッド・ブリュワリーズは、サプライチェーンの問題を理由に人気商品の一部で生産減などの見通しを示した。

  同国では新型コロナウイルス対策の厳しいロックダウン(都市封鎖)措置が最近解除されたばかり。夏のホリデーシーズンには日常生活を取り戻したいと願う多くの消費者にとって、大手小売りチェーンが最悪のタイミングでビール購入に制限をかけるのではないかとの懸念が広がっている。

  ビール不足をもたらす要因の一つは、物流の現場で欠かせない木製パレットの不足にある。豪州全体で不足するパレットの確保が一段と難しくなっているのを理由に、ライオンは生産量を減らし、人気の高い商品を優先する状況を余儀なくされている。

原題:

Beer Shortage Is Next Supply-Chain Nightmare for Australians (1)(抜粋)

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