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ヘッジファンドに個人投資家の動向伝える秘密兵器、JPモルガン開発

  • JPモルガンの新たなリサーチ商品、約30の機関投資家が試験利用
  • 1月にはミーム銘柄に個人の買いが殺到、ヘッジファンドが大打撃

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米銀JPモルガン・チェースは、巨額の資金を動かすヘッジファンドなどに向けた新たなリサーチ商品を試している。ウォール街で今年話題になったミーム銘柄の動きによって、そうした顧客が損失を被らないようにするための商品だ。

  JPモルガンによると、約30の資産運用者やクオンツファンドマネジャーが、このデータサービスを試験的に利用している。1月にゲームストップAMCエンターテインメント・ホールディングスなどの銘柄にデイトレーダーの買いが殺到し、ヘッジファンドがショートスクイーズ(踏み上げ)で大打撃を被った事態に対応した。

  このサービスは、機関投資家向けにリテール投資家のトレンドに関する情報を提供する。JPモルガンの内部データ、レディットやツイッターなどソーシャルメディアの書き込みを基に、予想される個人投資家の資金動向や個別銘柄の売り買いシグナル、センチメントが否定的であるか肯定的であるかなどを伝える。

  データの中には、個人投資家の資金フローの規模、ソーシャルメディアで最も話題になっている銘柄、踏み上げに直面しそうな銘柄なども含まれている。

  この商品が分析したソーシャルメディアでの前向きなセンチメント、資金フローの情報に基づくと、6日時点で個人投資家が最も選好する銘柄はアップルだったという。

原題:

JPMorgan Offers Hedge Funds a Way to Dodge Meme-Stock Shocks (1)(抜粋)

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