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投資家優先で年初来177%高、S&P500種トップ銘柄デボン・エナジー

  • 業界でも際立つ株主還元意欲、新パラダイムの先駆け-アナリスト
  • 「フリーキャッシュフロー拡大が高配当につながる」-デボンCEO
Pipes carry recovered bitumen from Devon Energy Corp.'s 35,000 barrel per day Jackfish Projects processing plant, where Steam Assisted Gravity Drainage (SAGD) is used to extract bitumen from oil sands, near Conklin, Alberta, Canada, on Monday, June 28, 2010.

Pipes carry recovered bitumen from Devon Energy Corp.'s 35,000 barrel per day Jackfish Projects processing plant, where Steam Assisted Gravity Drainage (SAGD) is used to extract bitumen from oil sands, near Conklin, Alberta, Canada, on Monday, June 28, 2010.

Photographer: Jimmy Jeong/

原油相場は好調な1年となっている。さらに好調なのが、石油・ガスの掘削・生産を手掛ける米デボン・エナジーだ。

  オクラホマ州に本社を置くデボン・エナジーは、S&P500種株価指数の構成銘柄で今年の上昇率トップとなっている。年初来で177%の値上がり率は、ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物の48%を優に上回る。S&P500種の年初来上昇率は25%。同株価指数の業種別で今年トップグループのエネルギー株指数は50%高。同セクターは昨年、値下がり率で最下位に甘んじていた。

  新型コロナウイルス禍からの世界的な景気回復が不安定な中、原油価格の上昇がエネルギー関連株の追い風になったのは間違いない。しかしデボンが同業他社より際立っている点は、明確な配当の枠組みを通じてフリーキャッシュフローを投資家に還元する決意だとアナリストらは指摘する。

  デボンのリック・マンクリーフ最高経営責任者(CEO)は「われわれがコントロールできないのは商品価格だ」とインタビューで発言。「それが一定の追い風になったのは確かで、生み出すフリーキャッシュフローの規模が拡大し、それが高配当につながっている」と語った。

Devon has been the top performer within the top performing energy sector
デボン・エナジー、S&P500種、S&P500種エネルギー株指数
出所:ブルームバーグ

  この戦略がウォール街で歓迎された。

  バークレイズのアナリスト、ジェニン・ウェイ氏は「掘削・生産会社の新たなパラダイムにおいて、デボンは先駆的な立場になっている。この先は低成長、フリーキャッシュフローのパラダイムだ」と述べた。

原題:

S&P 500’s Top Stock Leaps 177% by Putting Investors Over Growth(抜粋)

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