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【新型コロナ】シンガポールでオミクロン株感染確認、米医療体制危機

更新日時
  • 豪州、来年1月10日から5-11歳へのワクチン接種開始
  • 中国の新規国内感染症例37件、直近の感染拡大長引く

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米当局はこの数カ月間、ワクチン接種の推進で新型コロナウイルスの悲惨な事態を回避できるとしてきたが、国内の病院は厳しい状況にあり、家族団欒(だんらん)のホリデーシーズンに危機を迎えようしている。

  米国ではコロナの感染者と入院患者が増加しているが、大半はワクチン接種を受けていない人だ。寒い北東部の州で状況は特に厳しいが、多くの地域で入院から集中治療室(ICU)への移送、死亡といったサイクルの繰り返しを医師が報告するようになっている。患者を収容する病床とスタッフが不足している。

米国内の病院、ホリデーシーズンに圧倒される恐れ-コロナ患者急増で

  シンガポールで新型コロナワクチンのブースター(追加免疫)接種を受けた住民2人からオミクロン変異株が検出された。ワクチンの3回目接種がどの程度の防御を提供するかヒントを与える例となり得る。

ワクチン追加接種済みの2人からオミクロン株検出、シンガポールで

  中国では新規国内感染症例が37件と、直近の感染拡大が長引いている。

  オーストラリアは来年1月10日から5-11歳の子供を対象に米ファイザー・独ビオンテック製小児用ワクチンの接種を開始する。 

  米食品医薬品局(FDA)はファイザーとビオンテックの新型コロワクチンの緊急使用許可(EUA)を修正し、16-17歳への単回のブースター(追加免疫)接種を認めると発表した。これを受け、米疾病対策センター(CDC)もブースター接種の推奨対象をこの年齢層に拡大した。新たな変異株「オミクロン」が急速に広がる中、追加接種を受けられる人が大幅に増える。

ファイザー製ワクチン、16-17歳の追加接種を米FDAが許可

  ロンドン金融街から再び人影が絶えようとしている。英政府が新たに発表した新型コロナ対策を受けて、企業は従業員に在宅勤務の指示を出し始めた。

ロンドン金融街は再びゴーストタウンに、ドイツ銀など在宅勤務を指示

  世界保健機関(WHO)の専門家グループは2回接種型のワクチンについて、同じメーカー製を用いるのが最善だが、供給に制約のある国では異なるワクチンを使う交差接種も好ましい策だとの見解を示した。

World Health Organisation
WHO
Source: Bloomberg

  オミクロン変異株は感染拡大初期に、1人から何人に感染が広がるかを示す「実行再生産数」がデルタ株の4.2倍になったとの推計が明らかになった。南アフリカ共和国ハウテン州のデータを京都大の西浦博教授らのチームが分析した。

  そのハウテン州では、12月4日までの週の入院患者に占める5歳未満の割合が8%と、2週間前の14%から低下した。

  スイスなど欧州各地で感染者が急増しているが、世界経済フォーラム(WEF)は来月、スイスのダボスで予定通り開催される見通しだ。

  クレディ・スイス・グループは、アントニオ・ホルタオソリオ会長がコロナ対策で定められている隔離規則に違反した事実を認め、「遺憾だ」と表明した。同氏はスイスの隔離規則に「意図せず違反」し、隔離期間終了前の今月1日にスイスを出国したとして謝罪した。

クレディSのホルタオソリオ会長、スイスのコロナ隔離規則に違反  

  ドイツの予防接種常任委員会(STIKO)は、基礎疾患を持つか、高リスクの人と定期的な接触がある5-11歳の子供へのワクチン接種を勧告した。

  米ジョンズ・ホプキンズ大学とブルームバーグの集計データによると、世界の新型コロナ感染者数は2億6850万人、死者は528万人をそれぞれ上回った。

原題:U.S. Faces Holiday Crisis; Singapore Omicron Cases: Virus UpdateOmicron Spread Quantified; WHO Advises Not to Mix: Virus Update(抜粋)、FDA Expands Pfizer Covid Booster Eligibility to 16, 17 Year-Olds(抜粋)

(シンガポールや豪州などの情報を追加して更新します)
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