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ニューヨーク市、外国人にも選挙権付与へ-市議会で法案可決の見通し

  • 対象は永住権や就労許可のある約80万人-移民全体の一部
  • 中西部や南部では選挙権抑制の動き、NYは反対の方向に
A Rank Choice Voting informational sign in front of voters scanning completed ballots at the Confucius Plaza polling site during the New York City mayoral primary election in New York, U.S., on Tuesday, June 22, 2021. 

A Rank Choice Voting informational sign in front of voters scanning completed ballots at the Confucius Plaza polling site during the New York City mayoral primary election in New York, U.S., on Tuesday, June 22, 2021. 

Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米ニューヨーク市では約80万人の外国人が市長選などで一票を投じることができるようになりそうだ。米国の他の地域では投票権を抑制する動きが進んでおり、ニューヨーク市はこれと逆の方向に進む。ただ、選挙権を与えられる可能性があるのは、永住権や就労許可を得ている外国人で、300万人に上る移民の一部にすぎない。

  9日に市議会で採決にかけられる外国人選挙権を巡る法案は、拒否権が発動されても可決に十分な支持をすでに得ている。デブラシオ市長は懸念を表明しながらも、法成立を容認する構え。アダムズ次期市長は賛成の意向を明らかにしている。

  法案を起草したロドリゲス市議会議員は「重要な貢献をしている100万人近いニューヨーカーに、威厳と敬意を表するものだ」とインタビューで説明。「他のニューヨーカーと同じように彼らの貢献を評価し、尊重するべきだ」と述べた。

Grand Opening Of Summit One Vanderbilt
ニューヨーク市のアダムズ次期市長
Photographer: Jeenah Moon/Bloomberg

  米国最大の都市が外国籍の居住者に選挙権を付与することは、「ニューヨーク州の他の都市だけでなく、全米の模範になり得る。投票権の抑制に向かっている中西部や南部への影響は顕著となろう」とロドリゲス議員は語った。

原題:NYC Poised to Let Noncitizens Vote, Adding 800,000 to Electorate(抜粋)

 

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