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ドイツ財務副大臣、「恒久的なインフレリスク」警告-ECBと好対照

  • 供給不足と賃金上昇、気候対策支出が価格上昇圧力に寄与
  • 8日就任したトンカー氏、ブルームバーグテレビジョンで発言

ドイツのトンカー新財務副大臣は長期にわたる「恒久的なインフレリスク」を警告した。インフレ圧力は恐らく長続きしないとの見解を示す欧州中央銀行(ECB)とは対照的だ。

  トンカー氏は9日、就任から一夜明けてブルームバーグテレビジョンのインタビューにベルリンで応じ、新型コロナウイルスの感染収束後はインフレ率が2ー3%に低下し、ドイツで現在起きている数十年ぶりの厳しい家計圧迫は緩和する公算が大きいと発言。それでも、供給不足と賃金上昇、ドイツの野心的な気候対策への支出が価格上昇圧力に寄与するだろうと語った。

Former Wirecard AG Executives Face Parliamentary Enquiry
ドイツのトンカー新財務副大臣
Source: Bloomberg

  「恐らく短期でなく、長期の恒久的なインフレリスクを見込むべきだ」と述べた。

  トンカー氏と、財務相に就任したリントナー氏は、ともに企業寄りの政策を掲げる自由民主党(FDP)の所属。トンカー氏は過度のインフレを警戒する同党の主張を繰り返した。

  ドイツ新政権にとっては、年末で退任するワイトマン連邦銀行(中央銀行)総裁の後任選びも課題だ。トンカー氏は人選に関するコメントを控え、「金融の安定」を促す連銀の伝統を支持していると述べるにとどめた。

原題:

German Deputy Finance Chief Warns of ‘Permanent Inflation Risks’(抜粋)

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