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Photographer: Tiffany Hagler-Geard/Bloomberg
Cojp

Zoom会議で従業員900人に解雇告げたCEO、「大失敗」を認める

  • ソフトバンクG支援の米ベター・ホールドコのCEO、「深く後悔」
  • 解雇伝えた動画がインターネット上で拡散、辞職する幹部も

米住宅ローン・不動産の新興企業ベター・ホールドコのビシャル・ガーグ最高経営責任者(CEO)は、ビデオ会議サービス「ズーム」を使った会議で従業員900人に解雇を告げたことを謝罪した。この会議の動画がインターネット上で拡散され、辞職する幹部も現れていた。

  ガーグ氏は同社ウェブサイトに掲載した謝罪文で、「レイオフを行うという決断は私が行ったものだが、それを伝える方法で私は大失敗した」とコメント。 「私は深く後悔しており、この状況から学び、期待されるリーダーになるため一層努力することを約束する」と述べた。

  従業員に解雇を伝えたベター・ホールドコのCEO
出典:QuickTake

 

  大量解雇の前日の11月30日、ソフトバンクグループが出資するベター・ホールドコと、ブランクチェック(白紙小切手)会社と呼ばれる特別買収目的会社(SPAC)のオーロラ・アクイジションは、ベター・ホールドコ向けの緊急つなぎ融資7億5000万ドル(約852億円)を盛り込んだ合意を発表していた。ベター・ホールドコはオーロラとの合併を通じて上場を計画しているが、上場時期は延期されるとブルームバーグは8日に伝えている。

ソフトバンクG支援の米ベター・ホールドコ、SPACとの合併延期

  こうした資金注入にもかかわらず、ガーグCEOはズーム会議に集まったスタッフに「良くない知らせ」があると伝えた。拡散された動画クリップによると、市場環境が変化したため同社は「生き残るために行動しなければならない」と説明。米国とインドでのレイオフを発表し、困難な決断だったとし、そうしたくはなかったと述べた。

  デーリー・ビーストの7日報道によると、これを受けてマーケティングとPR担当のそれぞれの責任者、コミュニケーション部門のバイスプレジデントが過去1週間に辞表を提出した。複数の匿名の関係者からの情報として伝えている。

原題:

Better CEO Admits He ‘Blundered’ in Firing 900 Workers Over Zoom(抜粋)

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