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きょうの国内市況(12月9日):株式、債券、為替市場

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●日本株は3日ぶり反落、電機や機械など安い-米金融政策にも懸念

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  東京株式相場は3日ぶり反落。前日までの日経平均株価が2日間の累計で900円以上値上がりし、利益確定を狙ったとみられる売りが優勢となった。前日に値上がりの目立った電機や機械株が下落。日本時間あす夜公表の米消費者物価指数(CPI)を控えて、市場では米金融政策の引き締め加速に対する警戒感もくすぶった。一方、新型コロナウイルスのオミクロン変異株への懸念は和らぎ、空運などの経済再開銘柄の一角は上昇した。

  • TOPIXの終値は前日比11.45ポイント(0.6%)安の1990.79
  • 日経平均株価は135円15銭(0.5%)安の2万8725円47銭

アイザワ証券投資顧問部の三井郁男ファンドマネジャー

  • オミクロン変異株による症状で深刻な事例が確認できない中で日本株は2日間で大幅に値を戻したため、利益を確定する売りが出た
  • 米金融政策の変更時期を見極めたいと買い手控えムードも出ている。米消費者物価指数(CPI)の内容を確認したいと考える投資家も多い
  • ただ経済活動が正常化に向かうストーリーに変わりはなく、空運株などに買いは向かった。ボラティリティー(変動率)は低下傾向にあるものの相場が乱高下する懸念は根強く、食料品などディフェンシブ銘柄に資金が向かった

東証33業種

上昇率上位倉庫・運輸、ゴム製品、空運、食料品、情報・通信
下落率上位繊維、精密機器、金属製品、電機、非鉄金属

●中長期債が下落、米長期金利上昇で売り優勢-無難な5年入札も及ばず

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   債券相場は中長期債中心に下落。新型コロナウイルスの新変異株オミクロンに対する懸念の後退から前日の米国市場で長期金利が上昇したことを受けて、売りが優勢だった。この日行われた5年債入札は無難な結果だったが、相場全体の押し上げには至らなかった。

  • 新発10年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)高い0.05%
  • 新発5年債利回りは1bp高いマイナス0.085%
  • 長期国債先物12月物の終値は4銭安の152円3銭。米長期金利上昇の流れを引き継ぎ売りが先行し、一時151円96銭まで下落。5年債入札が無難な結果だったことを受けて徐々に下げ幅を縮小した

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留克俊シニア債券ストラテジスト

  • 5年債利回りがマイナス0.1%を上回って入札を迎えられたことに加え、他の年限と比べ割安感があったことも無難な入札結果につながった
  • 入札が無難な結果だったことが先物の下支え要因になった

5年債入札

  • 最低落札価格は100円43銭と市場予想100円42銭を上回る
  • 応札倍率は3.63倍と前回4.54倍から低下
  • 小さければ好調を示すテール(最低と平均の落札価格の差)は前回と同じ1銭

●ドル・円は113円台後半、オミクロン株懸念後退も様子見ムードに終始

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  東京外国為替市場のドル・円相場は前日の終値付近となる1ドル=113円台後半で推移。新型コロナウイルスのオミクロン変異株への懸念が和らいだ前日海外時間の流れを引き継ぎ買いが先行する場面があったものの、あすの米消費者物価指数(CPI)や来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、相場は総じて様子見ムードだった。

 
  • ドル・円は午後3時12分現在、前日比ほぼ変わらずの113円63銭。一時は113円81銭まで上昇、その後は113円59銭まで値を下げる場面も
    • 前日の海外時間には一時113円95銭と、11月29日以来の高値(113円96銭)に迫った

マネックス証券資産形成推進室の相馬勉債券・為替トレーダー

  • オミクロン変異株を巡る懸念が一巡し、株もこれまでの下げを取り戻したということもあり、相場全体として短期的に出尽くし感
  • 次の焦点はあすのCPIや来週のFOMC。リスク資産にとってオミクロン株への警戒は解かれたものの、米金融正常化の加速への懸念は残る
  • このため米株先物もいったんは揺り戻して下落、米債利回りも低下している。ドル・円もこうした動きに沿って水準を下げてきている感じ
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