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米経済、オミクロン株の影響「力をもって乗り切る」-CEA委員長

  • インフレ率は現行水準の「半分程度になると予想される」
  • パンデミックの結果、経済予測は困難に直面-ラウズ氏

米大統領経済諮問委員会(CEA)のラウズ委員長は7日、新型コロナウイルスの既存ワクチンの防御により、米国はオミクロン変異株の台頭を「おおむね力をもって乗り切る」とともに新たなロックダウン(都市封鎖)を回避できるだろうと述べた。

  ラウズ委員長は米紙ウォールストリート・ジャーナルのCEOカウンシルで、ホワイトハウスはオミクロン株の感染力や重症度、ワクチンの効果についてさらなる情報を待っているところだとしつつも、米国は「1年前とは状況が違う」と指摘した。

White House Press Secretary Jen Psaki Holds Briefing
ラウズCEA委員長
Photographer: Shawn Thew/EPA/Pool/Bloomberg

  同委員長は「ロックダウンは予想しておらず、窮地に追い込まれることもないだろう」と語った。

  ラウズ委員長はまた、パンデミック(世界的大流行)が今後徐々に落ち着き、サプライチェーンの制約緩和に向けたバイデン政権の取り組みもあって、インフレ率は「今後1年で鈍化」するとホワイトハウスのエコノミストは考えていると話した。

  インフレ率が米金融当局目標の2%に鈍化するかは確かでないとしながらも、現行水準の「半分程度になる」と予想した。10月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比6.2%上昇と、1990年以来の高い伸びとなった。

  ラウズ委員長はパンデミックの結果、経済予測が困難に直面したとコメント。「市場がもっとオープンになると想定していた」と述べ、ホワイトハウスも早期の見通しの一部に誤りがあったと認めた。

原題:

Rouse Expects U.S. Economy to ‘Largely Power Through’ Omicron(抜粋)

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