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ソフトバンクG出資の米インコード、企業価値10倍の1420億円に

  • 最新の資金調達ラウンドでは2億2000万ドル集める-CEO
  • シンガポールや香港、ドバイなどへの進出を予定している

身元認証のプラットフォームを運営するスタートアップ企業、米インコード・テクノロジーズは、新たな資金調達ラウンドで12億5000万ドル(約1420億円)の価値があると評価された。これまでの約10倍だ。

  最新の調達ラウンドはソフトバンクグループの中南米ファンドと米投資会社ジェネラル・アトランティックが主導し、2億2000万ドルを集めた。サンフランシスコに本社を置くインコードを創業したリカード・アンパー最高経営責任者(CEO)がインタビューで語った。

  JPモルガンやキャピタル・ワン・ベンチャーズ、コインベース・ベンチャーズ、それに最高情報セキュリティー責任者(CISO)のシンジケート、シリコンバレーCISOインベストメンツに加え、既存株主のDNキャピタルと3Lキャピタル、ディラ・キャピタル、フレームワーク・ベンチャーズも今回の調達ラウンドに参加した。

Ricardo Amper
アンパーCEO
 

  同CEOはオンライン身元認証の採用増加は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に帰することができると説明。「企業の準備ができていなかった」と指摘し、不正行為の急増で消費者・企業間の信頼が損なわれ企業が「高度な確実性で摩擦を生じさせず」消費者の身元確認を望んでいると語った。

  インコードのプラットフォームはアメリカン・エキスプレス(アメックス)やシティグループなどの企業が利用。HSBCホールディングスやグルポ・フィナンシエロ・バノルテなども顧客企業となっている。

  インコードは新規資金を人工知能(AI)テクノロジーの広告と新規市場への事業拡大加速に費やす計画。アンパーCEOによれば、米国とメキシコ、カナダ、コロンビア、ブラジル、アルゼンチン、英国で事業をしている同社は市場の数を来年中に倍以上にする予定。シンガポールや香港、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイなどにも進出する方針で、事業拡大に向けた買収を目指しているという。

原題:SoftBank, General Atlantic Bet Values Incode at $1.25 Billion(抜粋)(抜粋)

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