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リスク資産の「炭鉱のカナリア」か-ガンドラック氏、高利回り債注視

  • 米2年国債利回りが1%上回れば問題が生じる恐れとガンドラック氏
  • 景気の基調は実際には弱く前例のない刺激で支えられていると主張

米投資会社ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック最高経営責任者(CEO)は7日、米連邦準備制度が資産購入のテーパリング(段階的縮小)を予定より早く終了させ利上げに向かう構えを見せる中で、金融市場の前途に「荒波」が待ち受けていると警告した。

  ガンドラック氏は「ダブルライン・トータルリターン債券ファンド」に関するウェブキャストで、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の下で債務が急増し、借り入れコスト上昇が成長の逆風になる可能性が高いと主張。リスク資産の今後を占う意味で「炭鉱のカナリア」になりかねない高利回り債市場から目を離さないよう助言した。

  債券市場はイールドカーブがフラット化し、トラブルの兆候が既に反映されている。米国の2年国債利回りは現在0.69%前後だが、1%を上回るようなことがあれば、問題が生じる恐れがあると同氏は指摘した。

  パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が景気は強いが、現時点で利上げが可能なほど十分強くないと見なす理由について、ガンドラック氏は基調が実際には弱く、前例のない刺激で人為的に支えられているだけだと主張した。

原題:Gundlach Sees ‘Rough Waters’ for Markets as Fed Pursues Taper(抜粋)

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