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ブラックロック、ステート・ストリートから米ETF資産の大半移管へ

  • 保有資産の85%をシティとJPモルガン、BNYメロンに移管へ
  • ブラックロックは9月末時点で2.2兆ドルのETF資産を保有

ブラックロックは米国の上場投資信託(ETF)の資産の大半をステート・ストリートから引き揚げ、同行のカストディー(証券保管)サービスへの依存度を減らす。

  ブラックロックの7-9月(第3四半期)末時点の米国ETF保有資産は2兆2000億ドル(約250兆円)。同社は7日の発表資料で、資産の40%をシティグループに、30%をJPモルガン・チェースに、15%をバンク・オブ・ニューヨーク(BNY)メロンに移管することを明らかにした。残りはETF事業でブラックロックの競合企業の一角であるステート・ストリートにとどめる。

  移管は来年後半に開始し1年半かけて完了する。ステート・ストリートは最大のETFである「SPDR S&P500 ETFトラスト」(運用資産約4200億ドル)を手掛けており、ETF発行では米3位。ステート・ストリートの9月末時点の保管・管理資産は43兆3000億ドル。 

  ブラックロックの「iシェアーズ」とインデックス運用担当のグローバル責任者サリム・ラムジ氏は発表資料で「こうした変更により、運用基盤が強化・多様化され、顧客が期待する高い基準でより大規模にETFを提供できるようになる」と説明した。

 

原題:BlackRock to Pull Bulk of U.S. ETF Assets From State Street (1) (抜粋)

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