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日本株は続伸、コロナ変異は経済成長妨げないと楽観-半導体関連高い

更新日時

東京株式相場は続伸。TOPIXの終値は9営業日ぶりに2000の大台を回復した。新型コロナウイルスのオミクロン変異株について現時点で重症化の事例が少ないうえ、英グラクソ・スミスクラインは開発薬がオミクロンの全ての変異株に有効と発表したため、世界の経済成長が妨げられることはないとの楽観的な見方が強まった。米国市場では時価総額の大きなハイテク株に資金が流入し、日本でも電機や精密機器など半導体関連株の上げが目立った。

  • TOPIXの終値は前日比12.39ポイント(0.6%)高の2002.24
  • 日経平均株価は405円02銭(1.4%)高の2万8860円62銭
TOPIXの推移
 
 

市場関係者の見方

岡三アセットマネジメントの前野達志シニアストラテジスト

  • オミクロン株は重症化しないだろうとの見方が強まり、出遅れ感のあった日本株は上昇。下げの続いた景気敏感銘柄を中心に見直し買いが入った
  • 政策的に景気を抑え込んできた中国は、来年秋の党大会で3期目を目指す習近平政権が預金準備率の引き下げなど徐々に政策を転換しているのも日本株の追い風だ
  • オミクロン株の重症化リスクやワクチン効果などを見極める必要はあるが、中長期的には世界の景気拡大の恩恵を受ける日本株は上昇するだろう

東証33業種

上昇率上位精密機器、その他製品、医薬品、サービス、電機、鉱業
下落率上位不動産、海運、倉庫・運輸、陸運、建設、その他金融、輸送用機器

背景

  • グラクソとメディカゴのワクチン候補、第3相試験で有効性確認
  • ファイザー製ワクチン、対オミクロン株で部分的防御を提供
  • ドル・円相場は1ドル=113円台半ばで推移、前日の日本株終値時点は113円73銭
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