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21年パフォーマンス最高IPO銘柄はコロナワクチン生産会社

更新日時
  • 韓国SKバイオサイエンス株、3月のソウル上場後の上昇率約262%
  • トップ10のうち4社を韓国企業が占めた-2、3位は中国企業

今年に入って10億ドル(約1137億円)超の規模で新規株式公開(IPO)を果たした世界の企業の中で、株価がIPO価格に対し最も上昇したのは韓国のバイオ製薬会社SKバイオサイエンスだった。ランキング上位10社のうち、4社を韓国企業が占めた。

  ブルームバーグがまとめたデータによると、3月にソウル市場に上場したSKバイオサイエンスの株価上昇率は約262%と、今年1月以降上場した94の主要銘柄の中でトップだった。同社は新型コロナウイルスワクチンの製造でアストラゼネカの韓国パートナーで、IPO規模は13億ドルだった。

  今年は上海市場に中国の三峡新能源や株洲中車時代電気が上場し、両社の株価上昇率は138%を上回っているが、SKバイオサイエンスには及ばなかった。同社のほか、韓国企業でトップ10入りしたのはカカオペイとカカオバンク、SKアイイーテクノロジー。

World's 10 Best-Performing IPOs in 2021

SK Bioscience posts top gain among listings of at least $1 billion

Source: Bloomberg

*As of 11:45 a.m. in Hong Kong on Dec. 7

  SKバイオサイエンスの株価は8月に過去最高値を付けたが、現地メディアは当時、同社がアストラゼネカのコロナワクチン110万回分の供給を開始すると報じていた。同月にMSCI関連指数に採用されたことも株価の押し上げ要因だった。今月これまでは約16%下げている。

原題:

World’s Best-Performing IPO in 2021 Is a Korean Bioscience Firm(抜粋)

(最終段落に株価動向を加えて更新します。更新前記事は見出しを訂正しました。)
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