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バイデン氏、処方薬は「法外に高価」と指摘-引き下げへ上院は行動を

  • 税制・支出法案が成立すればコスト引き下げにつながると説明
  • 薬価の大幅引き上げに対し医薬品会社に罰則科す内容盛り込む

バイデン米大統領は6日、米国の処方薬価格は極めて高いと指摘した上で、政権の掲げる税制・支出法案が成立すればコスト引き下げにつながると述べ、同法案を可決するよう上院に呼び掛けた。

  大統領は「この国の処方薬は法外に高価だとの見方でわれわれは一致できる」とホワイトハウスで発言。「そのようである必要はない」と語った。

薬価引き下げの計画について語るバイデン米大統領
 

  処方薬価格に関する計画は、下院で可決済みの税制・支出法案に盛り込まれている。メディケア(高齢者・障害者向け医療保険)でカバーされる医薬品の価格について連邦政府に交渉を義務付け、薬価の大幅引き上げに対し医薬品会社に罰則を科すとした民主党の長年の公約を実現するものになる。

  物価上昇に対する懸念が大統領の支持率低下につながっており、バイデン氏は自身の経済計画が平均的な国民を支援すると強調することで有権者へのアピールを狙っている。

  民主党のシューマー上院院内総務は6日の党上院議員への書簡で、税制・支出法案を向こう2週間で委員会審議し、「クリスマスまでに上院で可決して大統領に送付することが目標だ」と伝えた。

  ただ、この日程が現実的かどうかは不明だ。民主党のマンチン、シネマ両上院議員は同法案に懸念を示し続けている。先週のCNNの報道によれば、マンチン議員は他の上院議員との会話で、年内の法案可決に疑問を示した。同議員は総費用が1兆7500億ドル(約200兆円)を超える可能性や物価への影響などを懸念している。

原題:Biden Calls Drugs ‘Outrageously Expensive,’ Prods Senate to Act(抜粋)

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