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「弱気相場は避けられない」とガートマン氏-株式は過大評価と指摘

  • アクロン大学基金では株式エクスポージャーを減らす予定
  • キャシー・ウッド氏ら選好のハイテク株は「厳しい時期」迎える
Dennis Gartman, economist and author of the Gartman Letter.

Dennis Gartman, economist and author of the Gartman Letter.

Photographer: Peter Foley/Bloomberg

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の下で長期にわたり高いバリュエーションを享受してきた米国株への投資家は、特にグロース株を中心に手を引く必要があると、アクロン大学寄付基金のデニス・ガートマン会長が指摘した。米金融当局が政策引き締めを開始するためだとしている。同氏は、かつて広く読まれた投資ニュースレター「ガートマン・レター」の発行人として知られる。

  ガートマン氏は6日、ブルームバーグラジオのインタビューで「現段階では弱気相場は避けられない」と指摘。「長期にわたって拡大が続いた。来年にかけては、損失額の最も少ない人が勝者になるだろう」と述べた。ガートマン氏が運用に携わるアクロン大学基金では、年末までに株式へのエクスポージャーを10%程度減らす予定だという。

  インタビューでは株式相場のボラティリティーや、株式が「過大評価」されている現状などトピックは多岐にわたった。ガートマン氏は株価が向こう1年以内に下落し、米10年債利回りは向こう数年において2ー3%に上昇すると予想。

  「米金融当局がこれまでのような緩和的な政策ではなく、引き締め策を講じていくのは明白だ。株価の方向性に関して言えるとすれば『トレンドを正確につかめ』ということだろう。そしてトレンドは現在、下方向だ。上方向ではない」と述べた。

  金融緩和縮小への対応での逃避先としては、高配当銘柄を推奨。そして「キャシー・ウッド氏らが選好するハイテク関連を避ける」よう勧めた。ウッド氏は、アーク・インベストメント・マネジメントの創業者で最高経営責任者(CEO)。

  ガートマン氏はハイテク株について「かなり厳しい時期を経験しており、向こう数カ月により一層厳しい時期が訪れると思う」と語った。

原題:Gartman Says ‘Bear Market Is Required’ as Stocks Over-Valued(抜粋)

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