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きょうの国内市況(12月6日):株式、債券、為替市場

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●日本株は反落、新変異株懸念根強く主力株に売り-ソフトバンクG急落

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  東京株式相場は反落。新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染が広がり、経済に与える悪影響への懸念が根強く残った。時価総額の大きな主力株に売りが出て、相場を押し下げた。ソフトバンクグループの株価が大幅に下落したほか、日立製作所も安い。業種では医薬品や自動車株の下げが目立った。

  • TOPIXの終値は前営業日比10.32ポイント(0.5%)安の1947.54
  • 日経平均株価は102円20銭(0.4%)安の2万7927円37銭

楽天投信投資顧問第二運用部の平川康彦部長

  • 米国で利上げが前倒しになる懸念を背景にハイテク株が下落し、典型的なリスクオフの動きとなった
  • 米長期金利が低下する中でもバリュエーションの高い半導体関連などグロース(成長)株に利益確定売りが出た。一方で、銀行や商社などのバリュー(割安)銘柄は上昇した
  • 新興企業銘柄で構成する東証マザーズ指数の下げが目立ったのは、12月は新規上場や増資の案件が多く需給が緩みやすいからだ。相場の下落が続き、中小型株を買っている個人投資家に追加証拠金が発生した影響も出ている
  • 半面、この時期は数兆円もの中間配当を受け取った機関投資家などが再投資することが多く、下支え要因になっている

東証33業種

上昇率上位鉱業、パルプ・紙、鉄鋼、海運、石油・石炭製品
下落率上位情報・通信、医薬品、サービス、精密機器、空運

●長期金利は2カ月半ぶり低水準、米長期債大幅高で-オミクロン株懸念

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   債券相場は上昇。長期金利は2カ月半ぶり水準まで低下した。前週末の米国市場で長期金利が大幅に低下したことを受けて、買い圧力が掛かった。新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染拡大の影響が懸念された上、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが景気回復の腰を折るとの見方も出ていた。

  • 新発10年債利回りは前週末比1ベーシスポイント(bp)低い0.04%、一時0.035%と9月22日以来の低水準
  • 新発20年債利回りは0.5bp低い0.445%
  • 新発30年債利回りは0.5bp低い0.66%と、約2カ月ぶり低水準
  • 長期国債先物12月物の終値は14銭高の152円25銭。米長期金利低下の流れを引き継いで買いが先行し、152円20銭前後で推移。取引終了にかけて上げ幅を拡大し、一時152円26銭と中心限月としては約3カ月ぶりの高値を付けた

SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジスト

  • 11月の米雇用統計を受けて、引き続きFRBのテーパリング加速も想定される中、米長期金利の大幅な下がり方を見ると、やはりオミクロン株に対してそれなりに構え始めた感じ
  • FRBの拙速な利上げが景気の腰を折るシナリオも意識されている部分があるとみられ、米国債の利回り曲線は金融政策運営ミスを織り込んでいる
  • 日本国債は少なくとも売る環境ではない上、マーケットが先行きの景気減速を見始めているのなら、ある程度は債券を手当てしておかないといけない
  • 10年金利が0.05%を下回るとゼロ%が意識され、さすがに相場の上値も重くなるが、今月は国債大量償還も控えている。あすの30年債入札は無難に消化しそうだ

●ドル・円は小幅上昇、米金利上昇で113円回復-過度なリスク回避一服

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   東京外国為替市場のドル・円相場は小幅上昇。米株価指数先物の上昇や日本株の下げ渋りを背景に過度なリスク回避圧力が和らぐ中、米金利の持ち直しが支えとなった。半面、米国の金融引き締め加速や新型コロナウイルスのオミクロン変異株への警戒感がくすぶり、上値を追う動きは限られた。

 
  • ドル・円は午後3時21分現在、前週末比0.2%高の1ドル=113円02銭。早朝に付けた112円61銭を安値に一時113円08銭まで上昇
    • 先週末には米株安や米金利低下を背景に112円56銭と11月30日以来の水準まで下落
  • ブルームバーグ・ドルスポット指数は0.1%高

あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジスト 

  • 東京時間に入り、金利も株もオーバーシュート的なリスクオフから少し回復しているので、その辺がドル・円を支えている。ただ、材料もあまりないので、完全にもみ合っている状況
  • あす以降に豪中銀やカナダ中銀、来週はFOMC(米連邦公開市場委員会)、ECB(欧州中央銀行)、BOE(英中銀)と年内最後の中銀会合があるので、それを待つようなかたちになりそう
  • オミクロン株を受けた中銀スタンスが注目で、今のところFRB(米連邦準備制度理事会)はタカ派的だが、他の中銀は慎重化しているようにみえるので、ドル買い傾向になりそう
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