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中国10年債利回りが大幅低下、証券株買われる-早期の金融緩和観測

  • 10年債利回りは2.85%と5bp低下-7月半ば以来の大きな下げ
  • 李克強首相が預金準備率引き下げ示唆-高利回りドル建て債値上がり

中国の国債相場が6日に大きく値上がりし、10年債利回りは今年7月半ば以来の大幅な低下となった。中国人民銀行(中央銀行)が景気下支えに向け、近く金融緩和を実施するとの観測が広がっている。

  10年債利回りは2.85%と、5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下。李克強首相は先週、中小企業を支援するため預金準備率を引き下げることが可能だと表明していた。証券株など流動性への感応度が高い株式が買われる一方、高利回りのドル建て債も値上がりしている。

中国が金融緩和検討、預金準備率を適切な時期に引き下げると李首相

Benchmark yield falls as Premier Li hinted RRR cut
 
 

  光大証券の王一峰アナリストは「中国の債券利回りには一段の低下余地があるものの、成長率の鈍化や緩和の可能性は織り込み済みであり、10年債利回りが2.8%を大きく割り込むことはないだろう」と分析。人民銀は今月中に預金準備率を0.5ポイント引き下げる可能性があり、銀行システムに1兆元(約17兆7000億円)をもたらすことになると指摘した。

中国、月内にも預金準備率引き下げ公算と証券日報-10年債利回り低下

原題:China Bonds Rally, Broker Shares Jump on Bets PBOC May Ease Soon(抜粋)

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