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ソフトバンクG出資センスタイム、香港IPOは最大870億円規模へ

  • 価格条件を10日に設定し、上場は17日の予定
  • 11月の段階では10億ドル以上の調達を目指していた

ソフトバンクグループが出資する中国最大の人工知能(AI)企業大手、商湯科技(センスタイム・グループ)は、香港での新規株式公開(IPO)で最大7億6800万ドル(約870億円)の調達を目指している。不安定な株式市場で投資家の購入意欲が試されそうだ。

  ブルームバーグ・ニュースが入手した取引条件によると、同社は1株当たり3.85香港ドルから3.99香港ドルの間で、15億株を売却する計画。仮条件の上限で決まればIPOの規模は約60億香港ドル(約870億円)に上る。6日に募集が開始され、10日に価格条件が決まる見通し。今月17日に上場の予定。

  香港市場では新規上場が不安定で大型IPOは冷え込んでいる。免税品販売大手、中国旅遊集団中免は先週、資本市場の低迷や新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を理由に50億米ドル規模の香港上場を棚上げすることを決めたばかりで、市場のセンチメントが弱まっていることを浮き彫りにしているとアナリストは指摘する。

  さらに、中国の配車サービス大手滴滴グローバルが先週末に米国上場廃止と香港上場を準備すると発表したのをきっかけに、海外上場の中国株が大幅下落した。滴滴の株価はニューヨーク市場で22%下落した。

  事情に詳しい複数の関係者は11月にブルームバーグに対し、センスタイムがIPOで10億ドル以上の調達を目指していると述べていた。

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原題:SenseTime Seeks to Raise Up to $768 Million in Hong Kong IPO (1) (抜粋)

 

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