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米ギリアド、レムデシビル5.5万バイアルをリコール-ガラス粒子混入

  • リコールに関連する有害事象の報告はない-対象は米国のみ
  • 「心臓や肺、脳の血管をふさいで発作や死に至ることもあり得る」

ギリアド・サイエンシズは3日、新型コロナウイルス治療薬「ベクルリー(一般名レムデシビル)」について、ガラスの微粒子がバイアル(瓶)に混入していたとの苦情を受け、米国で2ロットをリコール(自主回収)すると発表した。この苦情内容は会社の調査で確認された。

  対象は入院患者1万1000人分に相当する5万5000バイアルだと、広報担当者クリス・リドリー氏がインタビューで語った。供給は手元に十分にあり、リコールは米国や他国の供給に影響しないという。

Inside A Covid-19 Unit At Salinas Valley Memorial Hospital
ベクルリーのバイアル
Source: Bloomberg

  ギリアドはウェブサイトに掲載した発表文で、リコールに関連する有害事象の報告はないと述べた。リコールは米市場だけが対象。

  同社はまた、「ガラスの微粒子が混入した注入可能な製品を投与された場合、局所刺激や局所腫脹(しゅちょう)が起きる恐れがある」とし、「ガラス微粒子が血管に達した場合、さまざまな器官に到達し、心臓や肺、脳の血管をふさいで発作や死に至ることもあり得る」と説明した。

原題:

Gilead Recalls 55,000 Vials of Covid Drug Due to Glass Shards(抜粋)

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