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サマーズ氏、米金融当局は信頼回復に向け来年4回の利上げ示唆を

  • 利上げ回数はインフレの数値がどうなるかに左右される
  • 「衝撃」は信頼性回復には必要なことだとサマーズ氏

サマーズ元米財務長官は3日、インフレとの闘いで米金融当局が失った信頼を取り戻すためパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は利上げを来年4回行う可能性を示唆すべきだと指摘した。

  サマーズ氏はブルームバーグテレビジョンの番組で「インフレの数値がどうなるかに左右されるが、私だったら来年4回の利上げを示唆するだろう」などとした上で、「それは衝撃になるが、衝撃は信頼性回復には必要なことだ」と語った。

  ブルームバーグ調査の予想中央値によると、エコノミストは現時点で、来年に1回以上の利上げを予想。一方、市場は同年に約2回の利上げを想定していることが先物取引で示唆されている。

  サマーズ氏はこの日発表された11月の雇用統計について、重要な留意点は失業率が4.2%と、前月の4.6%から急低下したことだと述べた。また、先月に労働力への流入があり、労働市場改善の力強さが増していることが示されたと述べた。

米雇用者数、11月は21万人増に減速-失業率は予想以上の低下

Jobless rate is below levels seen in 2017 during expansion
 
 

 

  「私はこれを経済が過熱に向かっている状況と矛盾がないと解釈している。不利な条件にある労働者には恩恵があるが、インフレのリスクがある」とサマーズ氏は語った。

サマーズ元米財務長官が利上げなどについて語る
出典:ブルームバーグ

 

原題:

Summers Urges Fed to Signal Four ‘22 Hikes to Regain Credibility

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