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米ISM非製造業景況指数、11月は過去最高を更新-雇用が好調

更新日時

米供給管理協会(ISM)が発表した11月の非製造業総合景況指数は、統計開始以来の最高を更新した。着実な消費需要を背景に企業活動が一段と活発化したほか、堅調な受注が続いた。

キーポイント
  • ISM非製造業非製造業総合景況指数は69.1に上昇
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想すべてを上回る
    • 予想中央値は65
    • 前月は66.7
    • 指数は50が活動の拡大と縮小の境目を示す

  急速な賃金増加や積み上がった貯蓄に支えられ、消費者はサービスに支出する意欲と手段を持ち合わせた格好だ。新規受注は統計が始まった1997年以来の最高水準を維持した。

Gauge of U.S. services advances to record on healthy orders, business activity
 
出所:ISM

  11月は18業種すべてが活動拡大を報告。不動産や運輸・倉庫、小売りが特に伸びた。

  ISM非製造業景況調査委員会のアンソニー・ニエベス委員長は、「需要が引き続き供給を上回っている。供給は生産能力の制約や労働力・資材不足、物流の問題に影響を受けている」と発表資料で指摘。「こうした状況は需要けん引型インフレの要因にもなっており、全体のビジネス状況に影響を及ぼしている」と説明した。

  こうした需要に基づく指数は伸びの加速が続いた一方で、供給問題が和らぎ始めていることも示唆された。受注残の指数は過去最高水準から低下、雇用指数は5ポイント近く上昇の56.5と4月以来の高水準となった。

  仕入価格指数は82.3に小幅低下。前月は2005年9月以来の高水準となっていた。

  ただし入荷水準の指数は統計が始まって以来2番目に高い数字にとどまり、遅延がまだ続いていることが示唆された。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:

U.S. Services Gauge Rises to Record as Activity, Employment Firm(抜粋)

(統計の詳細を追加し、更新します)
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