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セントルイス連銀総裁、緩和解除の加速が「望ましい可能性も」

  • FOMCの金融政策、いまだにリセッション当初とおおむね変わらず
  • オミクロン変異株による影響、評価下すのは「時期尚早」
James Bullard, president and chief executive officer of the Federal Reserve Bank of St. Louis.

James Bullard, president and chief executive officer of the Federal Reserve Bank of St. Louis.

Photographer: Luke MacGregor/Bloomberg

米セントルイス連銀のブラード総裁は、連邦公開市場委員会(FOMC)は今後の会合で資産購入のテーパリング(段階的縮小)を加速させることが望ましいかもしれないと述べた。

  ブラード総裁は3日の米雇用統計発表前に用意した講演原稿で、「今後のFOMC会合では、より速いペースでの緩和解除を検討することが望ましいだろう」と述べた。

  2022年のFOMCで議決権を有する同総裁は、「インフレショックに直面してもなお、金融政策は緩和的なままだ。リセッション(景気後退)は約1年7カ月前に終了したが、FOMCの金融政策はいまだにリセッションが始まった当時とおおむね変わっていない」と指摘。「労働市場に関する指標の多くは、非常に逼迫(ひっぱく)している労働市場環境を示唆している」と続けた。

  FOMCが目安とする平均2%のインフレ率について、「今後数年間かけて適切な金融政策を講じることで達成できる見通しだ」と述べた。

  新型コロナウイルスのオミクロン変異株については、「公衆衛生および米国経済に及ぼす影響に関して有意義な評価を示すには時期尚早だ」との見方を示した。

2019 Monetary and Financial Policy Conference
ブラード総裁(19年10月)
Photographer: Luke MacGregor/Bloomberg

原題:Fed’s Bullard Says FOMC May Want to Speed Removal of Stimulus

(抜粋)

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