コンテンツにスキップする

きょうの国内市況(12月2日):株式、債券、為替市場

国内市況の過去の記事はこちらです。指標はここをクリックして下さい。

●日本株は反落、新たな変異株広がりリスク回避-電機や精密機器が安い

(記事全文はこちらこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京株式相場は反落。新型コロナウイルスのオミクロン変異株への警戒感が高まった。米国でも感染者が確認され、投資家は株式などリスク資産を避ける姿勢を強めた。電機や精密機器などの景気敏感株に売りが出たほか、国際線新規予約の停止要請を巡る政策変更で売り買いが交錯した空運株は下落して取引を終えた。一方、電気・ガスや医薬品などディフェンシブ銘柄は上昇した。

  • TOPIXの終値は前日比10.37ポイント(0.5%)安の1926.37
  • 日経平均株価は182円25銭(0.7%)安の2万7753円37銭

アイザワ証券投資顧問部の三井郁男ファンドマネジャー

  • 米国でオミクロン変異株の感染が確認されたのが引き金となって株式相場は下げた。人手不足などを通じて景気停滞の要因となるのか警戒されている
  • ソフトバンクG株の大幅下落で、個人投資家には追加証拠金の請求が出ているようだ。個人投資家の取引が多いマザーズ銘柄も下げが目立った
  • 株式相場が一時下げ渋ったのは騰落レシオなどで売られすぎとなる水準まで切り下げた面がある。長期的にみれば感染の影響は弱まり経済が正常化に向かっていることに変わりはないだろう

東証33業種

上昇率上位海運、電気・ガス、ゴム製品、倉庫・運輸、その他製品、保険
下落率上位鉱業、空運、精密機器、陸運、情報・通信、その他金融

 

●債券は上昇、新変異株感染拡大懸念でリスク回避-10年入札を無難通過

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  債券相場は上昇。新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染拡大を受けたリスク回避の動きや、この日の10年国債入札を無難に通過したことが相場を支えた。一方、インフレ懸念に伴う米利上げ警戒感は根強く、相場の上値も限られた。

  • 新発10年債利回りは一時、前日比0.5ベーシスポイント低い0.055%
  • 新発20年債利回りは横ばいの0.455%、一時0.45%に低下
  • 長期国債先物12月物の終値は9銭高の151円97銭。米長期金利低下の流れを引き継いで買いが先行し、152円3銭まで上昇。午後に入って151円92銭まで伸び悩んだが、取引終盤にかけてやや戻した

SMBC日興証券の奥村任ストラテジスト

  • 前日の米国市場ではオミクロン株で景気減速を織り込むような動きが見られた。この日の10年入札は金利水準の低さが警戒された割には無難に通過した
  • パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長はタカ派に転換した姿勢を維持しているが、オミクロン株が景気に甚大な影響を及ぼさないことが前提だ
  • もっとも、米雇用統計で労働需給のひっ迫感が強まれば、今月のテーパリング加速決定や利上げを織り込む展開もあり得る
  • 投資家の金利水準の目線も定まっておらず、金利低下余地が乏しいとみる向きが多いことも、10年金利が下がり切らない要因だろう

10年国債入札

  • 最低落札価格は100円36銭と、市場予想中央値100円35銭を1銭上回る
  • 応札倍率は3.16倍、前回は3.14倍
  • 小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は2銭、前回は5銭

●ドル・円は113円付近、国内実需が買い支えもオミクロン株の警戒残る

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=113円付近で小じっかりの推移となった。112円台では国内実需などの買いが支えとなったことから113円台を回復しているものの、オミクロン変異株への警戒感が残っており、相場の上値は限定的となった。 

 
  • ドル・円は午後3時24分現在、前日比0.2%高の113円05銭。ここまで112円66銭を安値に一時113円13銭まで上昇
  • ブルームバーグ・ドルスポット指数は前日比0.1%安、円のブルームバーグ相関・加重通貨指数は0.3%安

あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジスト

  • 前日海外時間の動きの調整で米金利上昇、株高となり、ドル・円も上がっている。ドル・円は上値では投機筋のポジション調整の売りがある一方、下値は実需の買いが見込まれるところ
  • オミクロン変異株に関しては、まだリスクオフへの警戒が必要な局面。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)がタカ派になっており、米2年金利など利上げ期待が高い状態のためそれがドル・円を支える要因に
  • 基本的に113円から115円がコアレンジだが、円高警戒もあり上抜けには時間がかかる状況。下値は10月に112円を上抜けた時の起点(昨年高値の112円23銭)のある112円台前半は大きな節目

 

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE