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米英豪の安全保障枠組み、中国への「決定的取り組み」-キャンベル氏

  • シドニーのローウィー研究所主催のイベントで講演
  • 中国による挑発や経済戦争の結果、同盟関係は緊密になったとも指摘

米国家安全保障会議(NSC)でインド太平洋調整官を務めるカート・キャンベル氏は1日、米英豪3カ国の安全保障協力の枠組みである「AUKUS(オーカス)」について、中国の行動に対する「決定的な取り組み」に相当すると説明した。

  キャンベル氏はシドニーを本拠とする国際政策シンクタンク、ローウィー研究所主催のイベントで講演し、中国による近隣諸国・地域への挑発的行動や、同国がオーストラリアに仕掛けている「経済戦争」の結果、ほんの7-8年前であれば疎遠になるだろうと予想された同盟関係が緊密になったと指摘した。

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カート・キャンベル氏
Photographer: Kazuhiro Nogi/AFP/Getty Images

  AUKUSについては「中国の特定の行動や政策を巡り観察されるものへの明確な懸念であると同時に、われわれが自分たちの将来に関して役割を担い、立ち上がる決意」の表れだとし、「私はこの成果を非常に誇りに思い、関係する全ての国々にとって決定的な取り組みだと考える」と語った。 

  豪州による原子力潜水艦配備も支援するAUKUSは、中国がインド太平洋で軍事プレゼンスを拡大する現状にあって、サイバーや人工知能(AI)を含む分野で、地域の主要同盟国間の防衛措置協力の強化に当たる。

  キャンベル氏はまた、米国が「中国との競争の初期段階」にあり、米国と同盟国が「戦略的環境」にどうアプローチするかにおいて、安定的かつ断固たる姿勢であることが重要だと述べた。

原題:

Biden’s Asia Czar Says Aukus Is ‘Defining Effort’ Against China(抜粋)

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