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ゴールドマンCEO、NY市は勤労者にとっての「魅力」維持が必要

  • 複数の良い選択肢があることを認識し、魅力を維持する必要ある
  • 地位を当然視することはできない-デトロイトの衰退を指摘

ゴールドマン・サックス・グループのデービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)はニューヨーク市に対し、事業や勤労者にとって魅力ある環境を維持しなければ、より多くの企業が他の地域に従業員を移すだろうと警告した。

  同CEOは英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)主催の会議で「ニューヨーク市は複数の良い選択肢があることを認識し、魅力を維持する必要がある」と述べた。発言は11月30日に公表された。「インセンティブや税制、生活費の水準は重要だ」と語った。

  ニューヨークは昨年、米国での新型コロナウイルス流行の震源地となり、最富裕層の住民の一部が流出した。富裕層に対する増税の議論も人々をろうばいさせている。来年1月に就任するエリック・アダムズ次期市長は、企業寄りの政策を掲げて選挙戦を戦った。

  ソロモンCEOは分散モデルを推進し、ゴールドマンはテキサスやフロリダなど税率の低い州での存在感を高めている。同CEOは、ニューヨーク市が金融の中心でなくなるような危険はないとしながらも、過去50年でのデトロイトの衰退を指摘し、その地位を当然視することはできないと述べた。

原題:Goldman CEO Warns NYC Must ‘Keep Itself Attractive’ to Workers(抜粋)

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