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アマゾンに米当局が投票やり直し指示、アラバマ州倉庫の労組結成巡り

  • 4月の投票は反対多数で否決、小売業界労組が異議申し立て
  • アマゾンは不正行為を否定、組合に加入するかどうか選択可能と説明

全米労働関係委員会(NLRB)は29日、米アマゾン・ドット・コムに対し、アラバマ州物流倉庫での労組結成の是非を問う投票のやり直しを命じた。

  4月に行われた投票が反対多数で否決された後、小売業界の労組「RWDSU」は、 アマゾンが労組を結成しないよう従業員を脅したほか、監視カメラのある場所に同社が設置した郵便受けに投票するよう圧力をかけたとして、NLRBに異議を申し立てた。アマゾンはいかなる不正行為も否定している。

  NLRBの地域ディレクター、リサ・ヘンダーソン氏はこの日の判断について、「主要な従業員通用口に郵便受けを設置することで、アマゾンは実質的に投票手続きを乗っ取り、コントロールしているという強い印象を与えた。こうした従業員への危険で不当なメッセージが、NLRBの手続きと選挙結果への信頼を台無しにした」と指摘した。

Union Push At Amazon Warehouse In Alabama Reaches Final Day Of Vote
アラバマ州ベッセマーの労組オーガナイザー
 

  4月の投票で、全投票3000票余りのうち労組結成への賛成は738、反対は1798だった。

  アマゾンの広報担当ケリー・ナンテル氏は電子メールで送付した発表文で、「当社の従業員は組合に加入するかどうかの選択が常に可能で、先の投票では圧倒的多数がRWDSUに加入しないことを選んだ。NLRBがそうした票が考慮されるべきではないと判断したのは残念だ」とコメントした。

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原題:Amazon Warehouse Workers in Alabama to Get Second Union Vote (2)(抜粋)

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