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Photographer: Jeenah Moon/Bloomberg
Cojp

米株押し目買い戦略は歴史的当たり年に、急落翌日の全面回復は3回目

  • ナスダック100は26日の2.1%安から29日に完全に回復
  • こうした劇的な相場反発はその前の20年間に3回のみ

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押し目買いを行う投資家にとって今年は、相場の大幅反発を楽しめる歴史的な一年になりつつある。

  ナスダック100指数は29日に2.3%上昇し、26日の2.1%の急落分を十二分に穴埋めした。投資家が急落を受けて一斉に買いに回り、その翌営業日に下げを全て埋めたのは今年に入ってこれで3度目だ。こうした劇的な相場反発はその前の20年間に3回しかなかった。

  壊滅的に見えるものが次の買いの好機になり、他人のパニックをよそに、強気に出てまだ損を出していない投資家の間でリスク許容度がかつてなく高まる状況につながっている。急反発は3年連続で好調なS&P500種株価指数には定番となっているが、上昇する株式市場へのあらゆる脅威も中身のないものと受け止められている状況ではバブルをあおる材料にもなる。

Nasdaq 100 has fully erased a 2% drop in one session for a third time this year
 
 

  バーゲンハンティングに大きく動いているのは、2020年に新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受けた急落局面でいち早く押し目買いした個人投資家などだ。

  バワソック・ファイナンシャル・アドバイザーズの創業者エミリー・ヒル氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「こうした個人投資家の多くは前回の弱気相場で教訓を学んだ。つまり、弱気相場は3週間半続き、米連邦準備制度の介入で全員が救済されるということだ」と指摘。「これらの個人投資家が非常に積極的に押し目買いをしており、そうした状況がしばらく続くと私は予想する」と語った。

原題:Dip Buyers Erase Massive Losses at Unprecedented Clip This Year(抜粋)

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