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ECBデコス氏、インフレ圧力は中期的には抑制された水準に戻る

  • インフレ上昇はパンデミック関連の要因が主導、来年中に影響後退へ
  • ECBのインフレ見通し、今のところ現在の展開は矛盾しない

欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのデコス・スペイン中銀総裁は、中期的にはインフレ圧力は抑制された水準に回帰するとの見方を示した。

  デコス総裁は「規模とスピードの両面で、顕著なインフレ上昇が認められる」と講演で発言。「だが、概して言えば、このインフレ上昇はほぼパンデミック関連の特定の要因が主導しており、来年中に影響は後退ないし、場合によっては消えると見込むことができる」と続けた。

  インフレ上昇は「ECBが数カ月前に予想したよりも顕著で長期にわたることが明らかになりつつある」と認めつつ、「インフレ圧力が中期的にパンデミック以前のような抑制された状況に戻るとの見通しに、今のところ現在の展開は矛盾しない」と語った。

  金融政策については、「現在の緩和的な姿勢を将来変更する際には、引き続き辛抱強くあらねばならない」と主張。ユーロ圏全体の経済という観点からは、物価上昇が最終価格や賃金交渉に波及しつつあるとの「明らかな形跡は今のところ見られない」と述べた。

原題:De Cos Sees Return to Moderate Inflationary Pressure in Mid-Term(抜粋)

 

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