ドイツの11月インフレ率は6%に上昇、ECBは説明に苦慮か
Jana Randowドイツの11月のインフレ率は予想以上に上昇した。現在の物価上昇は一時的だと主張する欧州中央銀行(ECB)は、事態の説明に苦慮しそうだ。
29日発表された11月の消費者物価指数(CPI、速報値)上昇率は、欧州連合(EU)基準で前年同月比6%。国内基準では5.2%で、これは1992年以降で最高となった。同日にスペインで発表された11月のインフレ率も、食品価格の値上がりで5.6%と急騰した。

30日発表されるユーロ圏の11月インフレ率も上昇ペースが加速し、4.5%になると見込まれている。
原題:
German Inflation Surges to 6% as ECB Maintains Spike Will Pass(抜粋)
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