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イタリア初のオミクロン株感染者、入国は約2週間前-国内移動も

新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン」でイタリアで初の感染症例となった男性は、イタリア行き航空便に搭乗する前のコロナ検査では陰性で、後に感染が確認されるまでイタリア国内を数日間にわたって移動していた。当局による新たな変異株封じ込め取り組みに立ちはだかる壁の高さを浮き彫りにしている。

  この男性は28日付の発表文で、モザンビークの首都マプトからの航空便に搭乗する前のPCR検査では陰性だったと説明した。男性は11月12日にローマに到着した後、ナポリ北部の町の自宅に移動したと、イタリアのスカイニューズが情報源を明示せずに伝えた。

  イタリア最大の石油会社ENIに勤務するこの男性はその数日後、以前から予定されていた健康診断のため空路ミラノ入りした。レンタカーを借りてホテルに滞在し、レストランで食事をし、翌朝には車で病院に向かったとスカイニューズは報じた。男性はモザンビークを出発する前にコロナ検査で陰性となっていた従業員だと、ENIは発表文で確認した。

  男性は発表文で「移動中は終始、周知の社会的距離などの基準を順守した」と指摘。「会社指定の健診のためサン・ドナート・ミラネーゼに行き、マプトに戻る便に乗る前に必要とされたPCR検査を新たに受けた。陽性との通知を受けた後、カゼルタの自宅に戻り第三者との接触を一切避けて、所定の隔離を開始した」としている。

  男性の家族5人(8歳から81歳)は全員がその後、コロナ陽性と判明。家族もオミクロン株による感染かどうかの作業が行われている。

原題:

Italy’s First Omicron Carrier Probably Arrived Two Weeks Ago(抜粋)

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