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航空各社や企業、渡航制限への対応急ぐ-オミクロン株で規制強化

更新日時
  • アフリカ南部以外の国・地域を対象とする渡航制限も増える
  • 渡航制限は社用旅行にとって問題になろうと業界関係者

世界の航空会社と利用者、企業は新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の流入阻止で週末に相次ぎ発表された渡航制限への対応に追われた。

  当初はオミクロン株が最初に特定された南アフリカ共和国を含めアフリカ南部からの渡航のみが禁止されたが、その後、より広範な国・地域を対象とした措置が講じられた。新型コロナのパンデミック(世界的大流行)初期と同じく、渡航コストの上昇や利便性の低下が見込まれる。

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Schiphol Airport Coronavirus Swab Testing For Travelers
オランダ・アムステルダムのスキポール空港で新型コロナ検査を待つ旅行者
Source: Bloomberg

  英国は入国者全員に再びPCR検査を義務付け、陰性が確認されるまで自己隔離を求めた。イスラエルは14日間、外国人の入国を禁止、フィリピンはスイスとオランダを含む欧州の一部諸国からの航空機乗り入れを数週間停止した。

  シンガポールはカタール、アラブ首長国連邦(UAE)、サウジアラビアの3カ国と12月6日に開始する予定だった、新型コロナワクチン接種者であれば隔離義務を免除する「トラベルレーン」を先延ばしした。  

  スペインとスイスは、渡航者へのPCR検査や隔離措置を再導入した英国からの入国規制を強化した。英格安航空会社イージージェットは28日、通常の運航スケジュールを維持する予定だが、「引き続き状況を注視する」と表明した。

  アメリカンエキスプレス・グローバルビジネストラベルの広報担当、マーティン・ファーガソン氏は、渡航制限の影響の全体像は今後明らかになるとした上で、「社用旅行、特に英国へのインバウンドにとって問題になるだろう」と指摘した。

原題:Omicron Curbs From Japan to Spain Wreak Havoc on Air Travel (1) (抜粋)

 

 

(第2段落の後に日本関連記事、第4段落にトラベルレーン延期の情報を追加して更新します)
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