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ペイティーエム、27日の決算発表で新たな試練に直面か-波乱の上場後

  • インド電子決済サービス大手のペイティーエム、焦点は黒字化の時期
  • 上場後に急落のペイティーエム株、IPO価格をなお下回る水準

インドの電子決済サービス大手ペイティーエム(Paytm)は同社による記録的規模の新規株式公開(IPO)と上場後の株価波乱を踏まえ、27日の決算発表で再び投資家からの厳しい視線にさらされそうだ。

  決算発表を前に、ペイティーエム株は26日午前のムンバイ市場で一時7.7%下落した。過去3営業日では約32%上昇したものの、なおIPO価格を大きく下回る水準にある。

  上場ディスカウントブローカー、5パイサ・ドットコムの調査責任者、ルチット・ジェイン氏は「ペイティーエムの売上高は、ここ数年の顧客基盤拡大にもかかわらず、ほぼ横ばいだ」とし、「損失は減っても、決済や消費者ローン、保険販売などの事業分野ではどれも採算がとれる兆候は見えていない」と指摘。どの分野がより多くの収益を上げ始めているのか、より多くの商品の抱き合わせ販売で顧客基盤をどう活用しているかが焦点になろうと付け加えた。

Paytm's stock has had a wild ride since listing
 
 

  こうした課題はあるものの、ペイティーエムの支援者にはウォーレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハサウェイや孫正義氏率いるソフトバンクグループなどが名を連ねる。事情に詳しい複数の関係者によると、IPOでアンカー投資家の一角だったブラックロックやカナダ年金制度投資委員会(CPPIB)などは、23、24日に株式を買い増した。

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  同社は27日の四半期および半期の決算発表後、インド標準時午後6時(日本時間同9時30分)に業績に関する電話会見を開く。

原題:

Paytm Faces Earnings Test After Wild Ride on Share Market Debut(抜粋)

 

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