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Photographer: Paul Yeung/Bloomberg
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【新型コロナ】新たな変異株への懸念広がる、香港でも2人から検出

更新日時
  • 英政府、アフリカ6カ国からの航空便を一時禁止すると発表
  • 南ア通貨ランドが急落、旅行関連銘柄も売られる

アフリカ南部で最初に見つかった新型コロナウイルスの新たな変異株は従来のものとはかなり異なり、深刻な懸念を招いていると科学者らは指摘した。香港政府によると、 香港に到着した旅行者2人からこの変異株が検出された。

  英政府はアフリカ6カ国からの航空便を一時禁止すると発表。南アフリカ共和国の通貨ランドは1%余り下落し、1年ぶりの1ドル=16ランド台となった。安全な逃避先と考えられる資産に投資家の資金が向かい、米国債と円相場が値上がりした。アジア株式市場では旅行関連銘柄が値下がり率上位を占めた。

  ドイツの新規感染者は7万6414人と過去最多となった。ロベルト・コッホ研究所(RKI)のデータが示した。前日は7万5961人だった。コロナに関連する死者数は357人増えて計10万476人。

  米ジョンズ・ホプキンズ大学とブルームバーグの集計データによると、世界の新型コロナ感染者数は2億6000万人に接近しており、死者は518万人を上回った。ブルームバーグのワクチントラッカーによれば、世界のワクチン接種は計78億4000万回を超えた。

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  欧州連合(EU)の医薬品規制当局、 欧州医薬品庁(EMA)は米ファイザーと独ビオンテックが共同開発したコロナワクチンについて、使用対象を5-11歳の子供にまで広げることを支持した。

  EUはまた、域内間や域外から域内への渡航目的の新型コロナワクチン接種証明について有効期間に最長9カ月の制限を設けることを勧める。ブースター(追加免疫)接種の必要性を明示した。

EU、渡航用コロナワクチン接種証明は有効期間最長9カ月と提案

  欧州は再び感染拡大の中心地となり、各国政府は感染拡大を防ぐため制限措置の再導入を検討している。

  英国では積極的なブースター接種計画が奏功し、欧州他国のように制限措置を再び導入することなく、入院者数や死者数の急増を比較的回避できている。しかしワクチン接種を早期から進めたにもかかわらず、英国の人口当たりのコロナ死者数の割合は西欧諸国の大半を上回る。

Operations At Heathrow Airport As U.S. Flights Reopen
ロンドン・ヒースロー空港のターミナル(11月8日)
Source: Bloomberg

  ハンガリーの研究結果によれば、5種類の新型コロナワクチンの有効性について大規模な調査を実施したところ、米モデルナ製とロシアが開発したワクチン「スプートニクV」が米ファイザー・独ビオンテック製ワクチンを若干上回った。

  デンマークの保健当局はブースターの接種対象を18歳以上の全成人に広げた。2度目のワクチン接種から6カ月経過でブースター接種を受けることができる。

原題:Concerning New Variant Hits Hong Kong; Rand Falls: Virus Update

Germany Reports Record 76,414 Covid Cases vs 75,961 Prior Day、

EU Clears Shot for Kids; German Deaths Hit 100,000: Virus Update

U.K. Paid a Deadly Price to Avoid Europe’s New Covid Crisis (1)(抜粋)

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