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ECB、高リスクのレバレッジドローンに制限導入を検討-関係者

  • ECB銀行監督委員会、制限導入巡り初期協議-一部で慎重論も
  • レバレッジドローンにはドイツ銀行が注力、制限導入なら影響大

信用力の低い企業向け銀行融資のうちリスクが最も高い部分について、欧州中央銀行(ECB)が抑制措置を検討している。事情に詳しい関係者が明らかにした。市場を混乱させる要因になりかねないとの懸念が背景にある。

  非公開情報だとして匿名を条件に関係者が語ったところによると、ECB銀行監督委員会は新たに組成されるレバレッジの高い取引について、各銀行のバランスシートの一定割合にとどめるよう制限を設けることを協議した。ただ委員会メンバーの一部は、銀行が十分なリスク管理を証明できる場合、こうした措置を講じることに消極的な姿勢を示したという。協議はまだ初期段階で、制限導入を決定しない可能性もあると、同関係者は語った。

  プライベート・エクイティ(PE、未公開株)投資会社が企業を売却し、投資家がインフレに対する防御策を求める中で、米国を中心に今年はレバレッジドローン市場が活況だ。ドイツ銀行は投資銀部門の重要な収益源としてレバレッジドローンに注力している。ECBが制限導入を決めた場合、同行は大きな影響を受ける可能性がある。

  ECBおよびドイツ銀の広報担当はコメントを避けた。

U.S. Presence

Deutsche Bank is the top firm from the eurozone in U.S. leveraged finance

Source: Bloomberg

Note: 2021 data until Nov. 24

 

原題:ECB Is Said to Consider Firm Limits on Riskiest Leveraged Loans(抜粋)

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