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米当局はテーパリングを加速、来年は3回利上げ-ゴールドマン予想

  • 1月には資産購入縮小額を倍増させて月300億ドルに-ハッチウス氏
  • 利上げは6月開始、さらに年内に2回-5月の可能性も「現実的」

米金融当局は来年、従来の予想よりも速いペースで金融政策を引き締めるだろうと、ゴールドマン・サックス・グループのエコノミストらが予想した。インフレ圧力の高まりが背景にある。

  ヤン・ハッチウス氏をはじめとするエコノミストは25日、顧客向けのリポートで、米金融当局は資産購入の縮小額を1月から倍増させて月300億ドルとし、6月には利上げを開始するとの見方を示した。

  さらに利上げは9月と12月にも行われ、2023年にも2回の利上げがあるだろうと予測。ハッチウス氏らはこれまで、来年7月と11月の利上げを見込んでいた。

U.S. personal consumption rose more than forecast in October
 
 

  この新たなシナリオでは、米当局の資産購入プログラムは3月半ばに終了することになる。利上げが5月に始まり、7月と11月に追加利上げが行われる可能性も「現実的」だと、ハッチウス氏らは指摘した。

  「過去2カ月のインフレ率がやや予想を上回る水準である上に、テーパリング(資産購入の段階的縮小)のペースを加速しても金融市場に衝撃を与えることはないとの安心感が米当局者の間に広がっている。この2つの要因から、ペース加速に前向きな見方が強まっている」と同氏らは記した。

原題:

Goldman Economists Expect Fed Will Taper, Raise Rates Faster (1)(抜粋)

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