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キャシー・ウッド氏、ARKK顧客が底値売りで機会失う可能性を懸念

  • 今は最良の買い時の一つ、調整に備えるよう呼び掛けていたと説明
  • バリュエーションが落ち着くのを待っている-中国投資巡り
キャシー・ウッド氏

キャシー・ウッド氏

Photographer: Kyle Grillot/Bloomberg

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アーク・インベストメント・マネジメントの創業者キャシー・ウッド氏はここ数カ月、自身が手掛ける最大規模の株式投資の一部が損失を出しており、この下降局面で顧客が資金引き揚げに真っすぐ向かっているかもしれない状況を本当に懸念していると述べた。

  S&P500種株価指数が年初来で25%上昇した一方で、ウッド氏の旗艦ファンド「アーク・イノベーションETF」(ティッカー:ARKK)は約15%下落。一部のトレーダーは売りに動いている。しかしウッド氏は、今が自身の戦略にとって最良の買い時の1つだと話す。

  ウッド氏はブルームバーグ・インテリジェンス(BI)が主催したウェビナーで、「当社の顧客に対するわれわれの懸念は非常に大きい。彼らが底値で売ったり、逆に高値で買ったりしていると思うと私は本当に残念だ」とコメント。「昨年の終わりから今年1-2月にかけての高値圏で私は『調整を迎えるだろう。それに幾分備えておこう』と呼び掛けていた」と付け加えた。

  ウッド氏はまた、中国政府による一部の著名実業家に対する締め付けが懸念される中、同国市場への追加投資は見合わせていると述べた。中国は依然として「極めて革新的な国」だが、民間企業に対する規制当局の最近の締め付けは活力ある起業家にとってインセンティブ低下につながったという懸念があると指摘。「中国は投資不可能というのは真実でないと思う。われわれはバリュエーションが落ち着き、成長のインセンティブが再び顕在化するのを待っている」と語った。

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Source: Bloomberg Intelligence

 

  さらにウッド氏は、より高いESG(環境・社会・企業統治)基準を満たすファンド業界の活況についても言及。実体が伴わないのに環境配慮を装う「グリーンウォッシュ」などを防止するため情報開示を改善する重要性を指摘した。

 

原題:

Cathie Wood Worries ARKK Clients May Miss Out by Selling Dip (1)(抜粋)

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