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ドル・円は115円台前半、米国が感謝祭の休場で実需主導の取引

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=115円台前半を中心に推移。実需主導で小幅に下げる場面も見られたが、きょうは米国が感謝祭の祝日休場で値動きは限定的だった。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時20分現在、前日比ほぼ変わらずの115円38銭。ここまでの取引では115円46銭を高値に一時115円31銭まで下落
  • ブルームバーグ・ドルスポット指数は前日比0.1%安の1188.79。24日には一時1191.77と昨年7月以来の水準まで上昇
ドル・円は115円台前半で小動き
 
 

市場関係者の見方

あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジスト

  • ドル・円はきのうの動きで115円50銭に乗せたが、その後に買う材料もない中で利益確定の売りや実需の取引で上値が重くなっている。ドルの売り戻しの動きもみられ、ユーロやポンドが上がっている
  • 米国の利上げはかなり織り込んでいる形で、ちょっと行き過ぎているとは思う。金融政策スタンスの日米の差ではドル・円の買いトレンドは継続
  • ただ、短中期金利が織り込み過ぎている面もある。よほどのことがないとこれ以上の利上げ織り込みは難しい気がする。これが剥落するとドル・円の上値は抑えられてくる

NBCフィナンシャルマーケッツ・アジアのディレクター、デービッド・ルー氏(香港在勤)

  • きょうのドル・円相場は前日の堅調な米経済指標を受けた上昇の流れを引き継いで買いが先行したものの、本邦実需の売りでいったん上値は抑えられた。引き続き115円50銭超えからは実需の売りの可能性
  • きょうは米国が感謝祭の祝日で休場。東京時間も米国債市場が休場となっていることもあり、取引は全体的に低調
  • ただ、米金融政策の正常化加速に対する期待が強く、トレンド自体は上向き。ドル・円はきのうの安値(114円83銭)を割れなければ底堅い展開が続きそう

大和証券の石月幸雄シニア為替ストラテジスト

  • 米連邦公開市場委員会(FOMC)のタカ派転換を織り込む動きになっており、利上げも来年3回の織り込みが始まっている。これを背景にモメンタムはドル高で、全通貨に対してドル高が進行
  • 短期的には金利面でドルが強い状況が続く見込みで、どこまでドルが上がるのかという局面に
  • ドル・円は115円半ばのマイナーレジスタンスを付けて、118円台まで目立った抵抗がない状況。テクニカル分析面でも、オシレーターはそこまで過熱感無く上値余地ありそう

背景

  • 米国市場:
    • 25日は感謝祭の祝日で休場
    • 26日はブラックフライデー、株式・債券ともに短縮取引
  • 日経平均株価は前日比196円高で取引を終えた

 

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