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中国不動産の佳兆業、12月7日償還債の交換提案-株価は一時20%超高

  • 表面利率は同じで償還期限を23年6月とする新たな社債と交換する案
  • 実を結ばなければ債務再編検討も-資金調達環境が急速に悪化

中国の不動産開発大手、佳兆業集団は12月7日に償還期限を迎えるドル建て債を巡り、新たな社債との交換を提案した。国内不動産業界が資金繰り難に見舞われる中で、不履行の回避を目指す。

  佳兆業は来月7日償還のドル建て債(表面利率6.5%)発行残高4億ドル(約460億円)のうち、少なくとも95%に当たる3億8000万ドルについて、表面利率は同じで償還期限を2023年6月とする新たな社債と交換する案を提示した。取引所への25日の届け出で、保有者への提案が実を結ばなければ、社債を償還できず、債務再編を検討する可能性があると説明した。

  佳兆業は発表文で、「政府の規制に伴う有利子負債削減に向けた当社の取り組みにもかかわらず、現在の資金調達環境の急速な悪化で迫り来る償還に対処するための資金調達源は限られている」と明らかにした。

Kaisa's dollar bonds are under pressure amid concern over liquidity pressures
 
 

  同社はドル建て高利回り債の中国大手発行体の一角で、発行残高は110億ドル超。12月7日償還債は気配値で額面1ドルに対し50.6セント。ブルームバーグがまとめた価格が示した。来年4月償還債(5億5000万ドル)を含めて22年は28億ドル相当のドル建て債が償還を迎える。

  香港株式市場で25日に売買が再開された佳兆業株は一時24%近く上昇した。

原題:Kaisa Offers Bond Exchange on Cash Woes, Stock to Resume Trading(抜粋)

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