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きょうの国内市況(11月25日):株式、債券、為替市場

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●日本株反発、主力株に見直し買い-東証1部売買代金3カ月ぶり低水準

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 東京株式相場は反発。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で早期利上げ観測が出た中でも米国金利が頭打ちとなり、悪影響への懸念が後退した。外国為替市場でドル・円相場は1ドル=115円台の円安で推移する中、時価総額の大きな主力株を中心に見直し買いが入った。東証1部の売買代金は概算で2兆1146億円と8月27日以来の低水準だった。

  • TOPIXの終値は前日比6.57ポイント(0.3%)高の2025.69
  • 日経平均株価は196円62銭(0.7%)高の2万9499円28銭

楽天証券経済研究所の土信田雅之シニアマーケットアナリスト

  • きのうの株式市場で売り材料になった米長期金利の上昇への警戒が和らいだ。1.7%以下の水準にとどまり、成長株の重しとなる金利急上昇のリスクが後退した
  • ただ、きょうは下げた銘柄が戻しただけで相場全体の方向感はなかった。主力株の中で好材料や割安感のある銘柄を中心に物色が広がった
  • 先行きは12月上旬にある中国恒大集団の利払い期限や米債務上限問題などを控え、積極的に買いにくい

東証33業種

上昇率上位証券・商品先物取引、鉱業、陸運、電気・ガス、その他金融
下落率上位空運、パルプ・紙、食料品、ゴム製品、サービス

●超長期債が上昇、40年債入札順調受け買い優勢-増額懸念後退も安心感

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  債券相場は超長期債を中心に上昇。この日行われた40年債入札結果が順調だったことを受けて買いが優勢だった。あす公表される2021年度補正予算案を巡り、利付債の定例入札を通じたカレンダーベース市中発行額が据え置かれるとの見方も買い安心感につながった。

  • 新発40年債利回りは前日比1.5ベーシスポイント(bp)低い0.725%
  • 新発30年債利回りは0.68%、新発20年債利回りは0.47%といずれも0.5bp低下
  • 新発10年債利回りは横ばいの0.08%
  • 長期国債先物12月物の終値は4銭安の151円54銭。軟調だった夜間取引の流れを引き継ぎ売りが先行し、151円50銭まで下落。午後に入り40年債入札結果を受けて一時151円62銭まで上昇したが、買いの勢いは続かず、再び下げに転じた

野村証券の中島武信チーフ金利ストラテジスト

  • 40年債入札は最高落札利回りが予想を下回り順調な結果だった
  • 今年度補正後の国債発行額が各社で報道され、カレンダーベースの市中発行額は増額なしとのコンセンサスができており、材料出尽くしで買い安心感があった

40年国債入札

  • 最高落札利回りは0.725%と市場予想中央値0.735%を下回る
  • 応札倍率は2.37倍と前回の2.53倍を下回る
  • SMBC日興の奥村氏
    • 最高落札利回りが予想を下回り、強めの札で応札した投資家が多かった

●ドル・円は115円台前半、米国が感謝祭の休場で実需主導の取引

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=115円台前半を中心に推移。実需主導で小幅に下げる場面も見られたが、きょうは米国が感謝祭の祝日休場で値動きは限定的だった。

 
  • ドル・円は午後3時20分現在、前日比ほぼ変わらずの115円38銭。ここまでの取引では115円46銭を高値に一時115円31銭まで下落
  • ブルームバーグ・ドルスポット指数は前日比0.1%安の1188.79。24日には一時1191.77と昨年7月以来の水準まで上昇

あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジスト

  • ドル・円はきのうの動きで115円50銭に乗せたが、その後に買う材料もない中で利益確定の売りや実需の取引で上値が重くなっている。ドルの売り戻しの動きもみられ、ユーロやポンドが上がっている
  • 米国の利上げはかなり織り込んでいる形で、ちょっと行き過ぎているとは思う。金融政策スタンスの日米の差ではドル・円の買いトレンドは継続
  • ただ、短中期金利が織り込み過ぎている面もある。よほどのことがないとこれ以上の利上げ織り込みは難しい気がする。これが剥落するとドル・円の上値は抑えられてくる

 

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