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アルケゴス破綻、金融機関の「脆弱な部分」浮き彫りに-FRB報告

  • FRBは年に2回公表する「監督・規制報告」で指摘
  • 「ランサムウエア」による攻撃、金融セクターでは特に懸念

アルケゴス・キャピタル・マネジメントの破綻は、米連邦準備制度理事会(FRB)が監督する金融機関の脆弱(ぜいじゃく)な部分を浮き彫りにしたと、FRBが24日公表の報告書で指摘した。

  FRBは年に2回公表する「監督・規制報告」で、アルケゴスの破綻について「一部企業における証拠金の慣行とカウンターパーティーリスク管理の面で、脆弱な部分を浮き彫りにした」と説明。国境を越えた取引活動を巡り、世界の監督当局が協調することが重要だとも指摘した。アルケゴスに関するFRBの精査はまだ完了していない。「事業慣行が脆弱な分野」については、各金融機関に通知するという。

  報告書ではこのほか、FRBの銀行監督が新型コロナウイルス禍前の体制に戻りつつあると説明。米国の銀行システムは健全で利益も上げているとした。ただハッカーによる攻撃の増加に懸念を示した。

  FRBは「サイバーセキュリティーは経営面のレジリエンスにおいて極めて重要な要素であり、監督下にある金融機関は最大のリスク要素だと見なしている」と強調。金融セクターで特に懸念される事項として、身代金要求型ウイルス「ランサムウエア」による攻撃を挙げた。

原題:Fed Says Archegos Collapse Revealed ‘Weaknesses’ in Global Banks(抜粋)

 

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