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NZ中銀、政策金利0.75%に引き上げ-利上げペース加速も示唆

更新日時
  • インフレ対応で従来の想定より速いペースで政策引き締める必要示唆
  • 22年末までにOCR2%に引き上げ見込む-従来予想より1年早い
The Reserve Bank of New Zealand (RBNZ) building in Wellington, New Zealand.
The Reserve Bank of New Zealand (RBNZ) building in Wellington, New Zealand. Photographer: Mark Coote/Bloomberg

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ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は24日、政策金利であるオフィシャル・キャッシュレート(OCR)を0.25ポイント引き上げ、0.75%とすることを決定した。10月に続き2会合連続の利上げとなる。

  NZ中銀の新たな予測によれば、OCRは2022年末までに2%に引き上げられる見通し。これは3カ月前の予想より1年早く、インフレ抑制のため従来の想定より速いペースで政策を引き締める必要性が示唆された。

  中銀はこれまでOCRが23年後半から2%前後で横ばいになるとみていたが、最新予測では23年7-9月(第3四半期)までに2.5%への引き上げを見込む。

  ブルームバーグが調査したエコノミスト23人中21人が0.25ポイントの利上げを予想していた。

  NZ中銀は声明で、「インフレと雇用の中期的見通しを前提とすれば、金融政策刺激のさらなる縮小が予想される。金融政策委員会(MPC)は、持続可能な最大雇用と物価安定へのリスクが中期的におおむね均衡していると評価し、当面は検討されたOCRの対応が金融刺激縮小の継続に向け最も適切な手段と判断した」と説明した。

  「大規模資産購入プログラム(LSAP)」を通じて保有する債券については、金融市場の円滑な機能を維持するやり方で、段階的に減らす予定であり、さらなる詳細は来年早い時期に明らかにするとした。  

  NZ中銀は10-12月(第4四半期)と来年1-3月(第1四半期)にインフレ率が5.7%に達し、その後2年で2%に向け徐々に鈍化すると予測。「原油高と輸送コスト上昇、供給不足の影響で、短期的なインフレ高進が際立つ。今の国内生産能力の制限を考えれば、こうした直接の相対価格ショックがより全般的な物価上昇を招く危険がある」との認識を示した。

Inflation Surges Amid Labor Shortage
 
 

原題:New Zealand Raises Rates Again as Price Pressures Mount (1)、NZ Raises Key Rate 25bp to 0.75%, as Seen by Most Economists、New Zealand Raises Key Interest Rate to 0.75%; Decision History(抜粋)

 

(中銀声明の詳細を追加して更新します)
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